大西暢夫写真集見て泣く

ことさらカーボローディングを意識しているわけではないが、朝からいつもより炭水化物多めにとる。
ご飯を2杯食べただけで大げさな。
昼の弁当もご飯を大盛りにして、さらにカップヌードルを食べる。
お腹が重い。

夕方、仕事先の飲み会前に、飯田橋の文教堂書店へ。
サラ・ウォーターズの新作が出ていた。
『エアーズ家の没落』
上下巻。
上巻が900円もした。
最近の文庫本はそんなものなのか?

「Fight&Life」という雑誌の表紙が、元極真空手チャンピオンの八巻建弐だったので、思わず立ち読みする。
ロスで道場を立ち上げてからの苦労話が載っていた。
相変わらずでかくて、とても現役を引退した空手家とは思えなかった。

7時に神楽坂へ。
偶然、B型の面々がひと固まりになったので、
「そうだよねえ」
といいつつ飲む。
そうなのだ。

肴は、刺身、蒸し魚っぽいもの、煮魚、蟹などで、揚げ物が一つもなかったのが良かった。
おかげでワインや日本酒が旨かった。
仕事の話をせずに飲めたのも良かった。

11時近くまで飲んだ後、
「塚本さん、話しましょう!」
と言われたので2次会に顔を出すが、席についてすぐその人は眠ってしまったので、ほぼ話せずに終わる。

12時に荻窪。
マックでハンバーガーを4個買う。
帰宅してから2個だけ食べる。

食べながら大西暢夫の写真集をぱらぱらめくる。
『ぶた にく』の人だ。

『おばあちゃんは木になった』
『分校の子供たち』
『ひとりひとりの人』

とても優秀なドキュメンタリーなのに、一つ一つの写真は、バラにされても成り立つ個性の強さがあって、楽しいものは楽しく、悲しいものは悲しく、美しいものは美しく撮られている。
ずっと眺めていると、突然泣けてきて困った。