煮詰まる夜

昼、「アストラーザ」で昼食を食べる。
12月30日と1月3日にそれぞれ訪れて閉まっていたので、三度目の正直だった。
分厚いハンバーグのセットを食べる。

台詞、入ったと思っていたが、細かい部分をほとんど覚えていなかった。
そらで言おうとすると、言葉が詰まって出てこなくなってしまう。

夕方6時、台本片手に外へ。
歩きながら台詞を覚え、西荻の「キャロット」へ。
ステ盛チキンを食べる。
ステーキとハンバーグとチキンソテーがどーん。
ステーキがちゃんと美味いのが素晴らしいところだ。

公園になったトトロの木まで歩き、台詞覚えの続きをやる。
寒過ぎて、長くはいられなかった。
8時半帰宅。

しゃべり過ぎで喉が痛くなっていた。
部屋で、小さい声で稽古をする。

明日と明後日しか稽古ができないのに、台詞がなかなか入らず、焦りを覚える。
焦りながら喋るので、芝居が少しも面白くない。
夜中、煮詰まってしまう。
部屋にこもってぶつぶつ台詞を覚えることは、一人芝居においては危険なのかもしれない。
歩きながら覚えるようにしていたのは、その危険を本能的に察知していたためだろうか。

ともあれ、煮詰まりを自覚してそのまま起き続けるのは時間の無駄なので、4時前に寝る。