短くするのは難しい

『暮れなずめ街』のカット作業をする。
カットは難しい。
セリフをカットするレベル、会話をカットするレベル、シーンをカットするレベル。
どのレベルが必要かを判断しつつ作業を進めなければならない。
2時間の台本を1時間半に縮めるために、細かいセリフをカットしても仕方ない。
だが読み返しつつ作業をすると、セリフカットに気を取られてしまいがちだ。
カットするために必要な理論や哲学を、自分の中にしっかり持たないといけない。
場合によっては、シーンの時間構成を変えた方が、内容が凝縮されることもある。

昨日作ったちらし寿司が沢山余ったので、朝も夜もそれを食べた。
もらい物のセロリがあったので、葉っぱを茹でて和え物にし、身は浅漬けにした。

台本は4ページほど短くなった。
思ったよりも短くなっていない。
まだ無駄があるのかもしれない。