戯曲を堪能

朝、フランクフルトとトースト。
午前中はいつものように仕事。

昼、水道橋の安じろうでつけ麺。
その界隈へ行くと、入る店が大体決まっている。
ご飯ものならスタ丼、丼達、丸重、ハングリー味川。
麺類なら安じろう、ぽっぽっ屋。

安じろうに入る前、スパゲティの店「フラミンゴ」の前を通りがかった。
店は閉まっていて、内装工事中だった。
新規オープンするのか閉店したのか、張り紙がないのでわからなかったが、80年代の喫茶店によくあったビデオゲームつきのテーブルをいまだに置いてある店だったのに、今さら内装工事をするとは考えにくい。
やはり閉店したのだろう。

夕方、仕事を終えて日暮里へ。
「馬賊」でつけ麺を食べる。
美味いが、値段が高すぎる。

d-倉庫にて浅川さんの芝居を見る。
『農業少女』
野田秀樹作品。

農家の娘が上京して色々あって米を作る話。
「色々あって」の部分に、色々詰まっている。
時間の流れは過去から現在へ一直線ではなく、解体されめまぐるしく展開している。
場面が変わる度に物語の見え方が変化し、複数のテーマが一つの作品に共存している。
それでいて、テーマのみが突出することはなく、演劇的な時間と空間にとけ込んでいる。
演出は、野田作品をやり慣れているような感じで、しっかりと戯曲を堪能できた。
浅川さんは好演。
ひたむきさが嫌みにならず光っていた。
女優さんのポテンシャルを引き出す作品かもしれない。

終演後、ロビーで挨拶しようと待つが、立て込んでいたようだったので辞去する。
10時半帰宅。