考えても仕方ない

夕方まで仕事。
『球磨』で皿うどんと半チャーハン食べる。
皿うどんの麺が美味く、あんも量が多め。

稽古場に向かう途中、自転車に乗った和哉さんに追い抜かれる。
笑顔と「いよう、塚ちゃん」という声が、時速15キロで遠ざかっていった。

6時40分に稽古場へ。
よく稽古しているのは、1幕目の事務所シーン。
中野さん、台詞とタイミングに四苦八苦している。
何でもないことなのだけど、一度気にしてしまうとはまってしまうことはよくある。
解決手段としては、ひたすら数を繰り返すか、まったく何もしない時間をしばらく置くかだろうが。

10時半過ぎ帰宅。
なんだか気が滅入っていた。
考えても仕方ないことほど、考えずにはいられないということがある。
つまり、
「考えても仕方ないじゃん」
というアドバイスは、意味をなさない。
いっそ、考えの枝を増やしていき、本質を把握できないほど複雑にすれば、かえって考えようとしなくなるかもしれない。