10時過ぎに起きた。
寝覚めが悪かった。
着替えて自転車に乗り荻窪へ。
阿佐ヶ谷で芝居を見る予定があったが、そこまで自転車で行くと汗びっしょりになってしまうと思った。
12時少し前にシアターシャインへ。
旧知の浅川さんが出演する一人芝居のイベント。
出演者は4人で、浅川さんは2番目の登場だった。
1番目の出演者は女性で、『ひとり北斗の拳』というネタを披露した。
ケンシロウとシンの物語を再現する。
後半、汗びっしょりになっていたが、技の名前を忘れて一瞬「素」に戻るところが面白かった。
浅川さんは『ひとりバック・トゥ・ザ・フューチャー』を演じた。
素晴らしかった。
場面の転換、シーンの解説、人物の演じ分け、演出の高揚感、それらを見事に再現していた。
ラストシーンで、ドク達が再び未来へ行き、暗転する時、客席から歓声と拍手が起こったほどだ。
台本が書きたかったので、後半の2本は見られず。
「VELOCE」に入り、ノートパソコンを開く。
ノートにメモしたプロットやアイディアを台本の形にしていくが、書いても書いてもつまらなくて、気が滅入ってきた。
店の冷房はとても強く、寒気を通り越し悪寒を覚えたので、4時前に店を出る。
何か食わなければと思った。
駅の北口に出てうろうろするが、その時間はまだ準備中の店が多かった。
「丸長」に入り、つけめんと半チャーハンのセットを食べた。
食べてから外に出ると、体が少し温かみを取り戻していた。
5時半まで、商店街をうろうろした。
気分がどんどん沈んできたので、ブックオフに入り、面白かった頃の『こち亀』を立ち読みした。
面白いところは笑いそうになったが、気分そのものはあまり変わらなかった。
5時半にアートスペースプロットへ。
森さんの芝居を見る。
オムニバス。
前半、森さんはあまり出てこなかった。
後半になって、お笑いの二人組み芝居をやった。
面白かった。
去り際のひと言に、ペーソスがあった。
ラストの作品で再び森さん登場。
中華料理屋で働く中国人を演じていた。
これはかなり笑えた。
雑巾で女の子の涙をふくところなど、会場がどっと受けていた。
終演後、森さんに挨拶する。
今回はあまり宣伝ができてなかったという。
8時半帰宅。
午後の気分は最悪だったが、少し持ち直していた。
風呂に入り、ビールを飲み、現在のことに頭を集中させた。