高尾で観劇

朝、卵のサンドイッチを食べる。
昼前に家を出て、高尾へ。

北口を出てコンビニに入り、おにぎりを買って食べる。
サンドイッチだけでは少な過ぎた。

街道沿いに停まった送迎車に乗り、緑に囲まれた劇場へ。
どこかの私立大学みたいな敷地にあった。
演劇学校にしては随分立派で、援助なしに建てるのはありえない大きさだった。
永野さん出演の芝居を見る。
日航機墜落事故で死んだドラマーの話。
作者の友人だったらしい。
幽霊となって、昔バイトしていたスナックに現れるというプロット。
演奏シーンあり。
永野さんも犠牲者の一人を演じていた。
ホールはそれなりに大きかったが、お客さんはけっこう入っていた。
専門学校の教え子さんが大挙して来場している感じだった。

終演後、永野さんに挨拶。
通うの大変じゃないですかと聞くと、本番中は泊まっているとのこと。
合宿みたいで楽しいかもしれない。

送迎バスに乗り高尾駅へ。
5年前の7月に野宿したバス停のベンチを探す。
写真に撮ったつもりが、どういうわけかシャッターが押されていなかった。

買い物をして6時帰宅。
ちょっとした遠足気分だった。

夜、鰤の照り焼き食べる。

印刷した台本を覚えている。
大した量はないのに、すでにアップアップだ。
本当に覚えられるのか不安になる。
本当に覚えられるのか不安になるであろうことは予想がついていた。
それでも本当に覚えられるのか不安になっている。
つまり本当に覚えられるのか不安になることを予想するのは時間の無駄だということだ。

こういうくどさが、初期台本に山ほど盛り込まれている。
まずは覚え、そのあと削る。くどいから。