並行して書く

6時半に起きる。
いつもより1時間以上早かったので、昨日作った野菜鍋を食べた。
出かける時、胸焼けがした。
久しぶりに朝飯を家で食べたからだろうか。

夕方6時半帰宅。
早寝して台本書きに備えるつもりが、11時まで起きてしまった。
無理矢理布団に横になる。
すぐに眠くなった。

夜中の2時半頃、地震があった。
揺れ始めると、数を数えるのが習慣になっている。
20数えるまでに、さらに大きな揺れがこなければ、とりあえず大丈夫だと思っている。
数えると気持ちも落ち着く。
冷静になる。

布団で仰向けになったまま、暗い部屋で本棚が揺れるのを見ていた。
文庫本ばかりぎっしり詰まった本棚で、天板の上には段ボール箱が天井すれすれに積んである。
その段ボール箱が、本棚が倒れるのを防ぐ役割を果たしているのだが、実は空間にちょっと遊びがある。
段ボール箱が先に落下することがあったら、次は本棚の番だ。
もしも寝ている時だったら、脳天に倒れてくる。
死ぬかもしれない。

20数えてから起き、水を飲んでまた少しだけ寝た。
3時過ぎに起き、台本書きをする。

来月10月にやるマグネシウム不足公演。
タイトルは『テキストファイル』
装飾のない芝居というニュアンスを出そうと思ったのだが、伝わるかどうか。

内容は、短編が7本から8本。
1本当たり10分くらいのものを予定している。

そこまで短い本を書くのは久しぶりだったが、書きためたアイディアノートを傍らに置き、複数の話を並行して書いている。
ひとつ目に詰まったら次という感じで。
案外、別の話に移ると、気分転換になって筆が進む。

そのまま徹夜で本書き。
徹夜で書くのは久しぶりだ。