夢に知り合いが出てきて、
「はいこれ。うじごはんだよ」
とくれた。
たわら状のおにぎりで、あずきがまぶしてある。
うじは、宇治の意味だろうか。
まさか、蛆ではないだろうと思っていると、知り合いはそれを冷蔵庫にしまった。
その人のことだから、きっと土地の名産か何かだろう。
だとすれば、宇治ではなく蛆だとしても、蜂の子のような珍味なんだろう。
ぼんやりと思っているうちに目が覚めた。
筋のある夢だったのは、クーラーをつけて寝たせいかもしれない。
暑いと、脈絡のない夢を見る。
昼、日差しがそれほど強くなかったので走りに行く。
暑いのは当たり前。
Tシャツが絞れるほどの汗をかいた。
10キロほど走って帰宅。
水のシャワーを浴び、アイスを買いに行く。
返った途端、雷が鳴り始めた。
数ブロック隣に雷が落ちた。
鉄骨が落下したような音が鳴った。
近いので光と音のタイミングはずれていなかった。
走っている途中でこんな雷雲に見舞われたら、どこかの建物の中に避難するしかないだろう。
1時間ほどして雷雲はどこかへ行ってしまった。
夏の太陽が復活した。
夕方、池袋へ。
知恵ちゃんと待ち合わせ、「たつ家」で色々話す。
雷が鳴っている時、下北で真希ちゃんの芝居を見ていたそうだ。
真希ちゃんの芝居は自分も見たのだけど、知恵さんはホラーとして受け止めたらしい。
音響で雷が鳴ると、それだけで想像して、怖くなってしまうそうだ。
音響じゃなく外で鳴っているリアル雷ではなかったのだろうか。
次回公演の話つながりで、名探偵コナンのことを聞く。
「トリックよりも人間関係が面白かった」
のだそうだ。
そりゃそうだなあ、と思った。
他に、劇場名を確かめて素直な気持ちで芝居を見に行くことで、知らない町を歩くときめきを感じることについて、強烈な話など聞く。
11時すぎ帰宅。