底の底

もう限界だった。

去年から色々なことがあり、仕事でも芝居でも色々な人に助けられたり避けられたり、そういう日々が続いていた。
抱えている問題をはっきりさせなければ、生活も人生も崩壊してしまう。
そう思った。

やれるだけのことをして、あとは一日中寝ていた。
ゆるやかな遮断が積もり積もって強烈な毒になり、内蔵や脳や神経を痛めつけている。
起きていると頭がどうにかなりそうで、寝ているしかなかった。