なんかの日が何もない日に

文化の日だかなんかの日だかでお休み。
建国記念日だった。なんかの日には違いない。

朝10時に目覚めてパンとレトルトハンバーグを食べた。
イシイのハンバーグ。

それを食べて、何となく横になっていたら、恐るべきことに夕方5時まで眠ってしまった。
せっかくの休日だったのに。
なんかの日が、なんもない日になってしまった。

夜、すしパック食べる。
先月体調を崩した後に食べて以来、寿司がクセになっている。

筒井康隆『聖痕』読了。
面白かった。
枕詞を多用し、普段滅多に目にすることのない難しい日本語がたっぷり使われている。
左ページに註が載っているので意味はわかるが、こういう読み方を嫌う人はいるかもしれない。
だが、この作品はそういう読み方をあえてしないと楽しめないんじゃないかと思った。
読むという行為に対する負荷として。

弟がねじくれたまま大きくならなかったのが良かった。
こういうふうに更正するキャラクターは、かつての筒井作品にあまりいなかったと思う。

ラストもいい。