思惑にはまって

朝6時起き。
8時まで台本書き。

吉祥寺の松井外科へ行き健康診断。
特筆すべき変化はなく、おおむね健康体だった。

11時から夕方まで仕事。
遅めの朝飯に、つるまる饂飩。
早めの夕飯に、ゴーゴーカレー。

6時過ぎから稽古。
台本は、翠ちゃんの役が登場するところまで書き進み、登場人物全員が出そろった。
翠ちゃんは今週末本番。

稽古場にて、管理人さんに呼び止められる。
「9月はおたく、随分使うけど、キャンセルがあるなら早めにしてください」
直前になってキャンセルする団体が多く、使いたい人が使えないことがあるそうだ。
「基本的にキャンセルはしないと思いますが、もしすることになったら早めに手続きします」
そう答えた。

10時帰宅。

上野千鶴子『ひとりの午後に』読了。
学者としてでなく、いち個人としての上野さんが、心の赴くままに書いたエッセイ。
雑誌に寄稿していたエッセイをまとめればよいと、上野先生は考えていたらしいが、編集者から「書き下ろしてください」と言われ、読者の知らない一面を出すよう要求されたらしい。
その結果先生は、「ひとの思惑にはまって流されることの快楽」を覚えながら、この本を書き下ろした。
編集者は、すごい仕事なのだな。