ただ繰り返す、繰り返す

9月はコナミに通えないので、一時的に最も安いコースへ変更した。
ひと月は、走れず泳げず筋トレできず、だろう。

夕方、阿佐ヶ谷にて稽古。
こまるちゃん初参加。
「小田ゆみ」を演じてもらう。
相手役の岳志くんと稽古場でからむのも今日が初めて。

稽古は前半から中盤へ以降しつつある。
全員そろうタイミングがないため、いなくても代役でとにかく繰り返しているが、回数が足りない。
いち場面に出る人数の多い芝居なので、ミザンセーヌをああしろこうしろと言う前に、場面が各役者に馴染むまでは淡々と繰り返したい。
繰り返すことで問題点が浮き彫りになってくる。
そこで初めて、ミザンセーヌをああしろこうしろと打ち合わせればいいのだ。
台本手持ちの段階なので、長いダメ出しもせず、次から次へと場面を繰り返している。
単調かつ、おもしろみのない稽古だが、こうするしかないと信じてやっている。

こうやって書くと、もがいているかのようだが、去年に比べるとストレスは小さいし、純粋に芝居のことだけで悩んでいられている。
だが芝居の悩みが日常を浸食し、落ち込む気分を作り出すこともある。
台本書きは停滞期、稽古も停滞期。
さなぎの時期だ。

牛島とゆみのコンビは二次元という設定。
あるライトのベルの挿絵。
だからといってそれを意識した演技はしなくてイイと思う。
芝居っぽくやれば自然と、二次元に見えてくるはずだ。