6時過ぎ起き。
朝飯を食べ、少し書き作業をする。
8時40分から仕事。
今週は同じ作業にかかりきりになってしまった。
水曜まではシミュレーション。
木曜からは実施。
昨日、色々なところから火の手が上がったので、その経験を踏まえて、今日は昼休みを削って待機した。
2時過ぎくらいにようやく落ち着いたので、40分ほど休憩。
その後、席替えをし、定時に退社。
残業にならなかったし、出来に満足している。
日暮里へ。
「ぶらり」で白湯ラーメンを食べ、d-倉庫にてトツゲキ倶楽部観劇。
冒頭、チャップリンのパントマイムをする役者さん登場。
知人の誰かかと思ったが、パンフを見てどうやら役者さんではなくそういうパフォーマンスをする方だと知る。
おそらくその人が出演することが決まり、逆算する形で台本が出来たのだろう。
昭和初期のカフェが舞台で、喜劇王来日と、当時の世相や、来る日中戦争への不安などを表した作品だった。
白石さんは、夫に赤紙が来たのに気丈に振る舞う妻という役所。
「女優テスト」という試験があるとしたら、お題になるような役だったが、愛しい人物になっていてとても好感を持った。
リサちゃんのお嬢様も、感情を発露させた直後、すっと真顔に戻る時の状態が自然で、下品に行く手前で止めるバランスが心地良かった。
どちらかというと、女性の芝居だったと思う。
終演後、北さんに挨拶。
「三木のり平みたいだったよ」
と言うと、すごく喜んでいた。
稽古でのり平を目指すよう言われていたとのこと。
まさかの一致。
市森くん、髪を短くして髭を剃り、つるんと若返っていた。
金閣寺を燃やしそうな、青年僧侶のようだった。
綾香、仲澤さん、優都子ちゃん、久保くんと、飲みに行く。
優都子ちゃんから、今回の点数はと聞かれる。
リサちゃんの役をもらって、役を作っていたら面白かったと答える。
だが、それが優都子ちゃんの道かどうかはわからない。
そうあって欲しいように、そうあってくれる役者を、人は愛するのだと思う。
役者は、性として、色々な役を演じたい。
でも色々な役を演じるだけでは変われない。
変わる道を選ぶなら、自分の中にあるイヤな部分をさらけ出し、対決しないといけない。
それは人が喜ぶものでは、決してないかもしれない。
イヤな部分をはき違えると、変わることにも失敗し、なおかつ人に嫌われるという、最悪の結果になるかもしれない。
変わるのか。変わらないのか。
変わりたいのか。変わりたくないのか。
他人は気安く、変わるべきと押しつけるが、押しつけられた方がたまったもんじゃないだろう。
選択は重く、どちらの道のりも茨だ。
一ヶ月ぶりにビールを飲んだ。
11時半に店を出る。
西友で買い物をして、12時半帰宅。
自転車に乗っている子供が、「寒いからやめて」と泣いていた。
後ろに乗っているのに、親がスピードを上げたのだろうか。
この季節の寒さは、情感を刺激するのだ。