1990年の新宿

飲食店は今日から営業のところが多いようだが、「丸信」は8日から営業と張り紙がしてあった。
「二葉」でつけめんの特盛り食べる。
嫌いな店じゃないのだが、「丸信」が開いていない時に入ることが多い。

原田章代『風来去』読了。
著者は原田芳雄の奥さん。
インタビュー記事に始まり、原田芳雄が描いた絵、書、ジオラマを作成した時や、餅つき大会の写真など、原田芳雄の全仕事全遊びが一冊にまとめられている。
原田さんの描いた絵には驚いた。
誰かに見せるために描いたのではない、ひとり遊びの延長の絵。
しかし絵心のある人の絵だ。
素朴で健康的。

映画「われに撃つ用意あり」観る。
1990年の作品。
今から25年前の新宿で撮影されているが、四半世紀過ぎたにしては、見た目に大きな変化を感じなかった。もちろんあのビルこのビルと大きな変化はあるのだが、1990年に1965年の新宿の映像を見たら、その変化はさらに大きいだろう。
映画では70年安保がおよそ20年前のこととされており、原田芳雄演じるバーのマスターには、当時の仲間達が集っている。
ヤクザのトラブルに巻き込まれたベトナム人の女がバーに逃げ込んで来た時、原田芳雄はかつて自分が逃げこんだ時に匿ってくれたジャズバーのオーナーにならい、その女を匿う。
友達を撃たれ、女をさらわれた後、タイトルの意味がわかるような展開になっている。

原田芳雄の衣装が、オーバーオールに黄色のTシャツ。
この姿で新宿東口を、買い物かご片手にぶらぶら歩いている。
かつて70年代に、どてら・下駄・ベルボトムの三点セットで映画に出て、そういうのをアリにしてしまった人だけあって、言い方は妙だが「着こなしている」
他の役者なら、変だろう。

1990年という年は団塊世代の方々にとって、里程標のような年だったのだろうか。
70年安保から20年。
世はバブル全盛期だった。

生年月日を見ると、原田芳雄さんは団塊世代より少し上の世代だ。
唐十郎と同い年で、宮崎駿のひとつ上。
同じ安保なら60年安保だ。

夜、唐揚げ食べる。
ご飯の代わりにキャベツの千切りにした。
年末から正月にかけて食べ過ぎたので、食を控えて胃を休めるつもりで。

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