一日中梱包

小雨が降っていた。
起きる。
朝の6時だった。
ウォーキングをする人達がいた。
起きて、自転車をおいてあるところまで歩き、家に帰る。

たぶん、3時間ほどしか眠れていなかった。
床の上に直に寝る。
9時に起きる。

荷物の梱包作業を1時間ちょっとする。
引っ越し屋に届けてもらった段ボールは明らかに足りないので、Amazonで追加注文した。
ところがそれも、残りが心許ない。
さらに追加購入しないといけないかもしれない。

11時過ぎ、西荻へ。
南口の「はつね」で、ワンタン麺を食べる。
スープが魔法のように美味い。
麺より先にスープを飲んでしまう。

12時帰宅。
梱包の続きをする。

本、CD、DVDの他に、過去公演のチラシ、アンケートや台本、制作関連の書類などが、後から後から出てくる。
重い物は小さめの段ボールに詰めるのだが、15箱以上になってしまった。

汗だくになったので水のシャワーを浴びて休憩する。
コーラを買って飲む。

食器類などの割れ物は新聞紙を使わず、タオルなどの衣類と一緒に、互いに挟み込むように梱包した。
どのみち食器類は引っ越し後に一度洗うのだし、新聞紙のゴミも出ない。

4時半にいったん切り上げ、夕食を食べに西荻へ。
「坂本屋」でカツ丼食べる。
先週くらいから、荻窪、西荻窪の好きな店巡りを続けているが、これがラスト。
日本一うまいカツ丼の店として有名だが、いささか品が良すぎるように思える。
味ではなく、カツ丼観の問題だろう。
汗だくになって働く肉体労働者が、小汚い食堂でヘルメットを脇に置き、巨大な丼を片手でがっちり持ち、一気呵成にかっこむような食べ物であって欲しいと思う。
明らかに椎名誠の影響だが、カツ丼が好きになったのは椎名さんの書物によるので、今さら変えられない。

もちろん「坂本屋」のカツ丼は美味しかった。
ただ、もうちょっと醤油と砂糖を足して、飯粒を丼のふちにこびりつかせ、美味しくなくしてくれると、美味しいんだが。
同じことは、ラーメンにも思う。

食べ終わり、関町のオリンピックへ。
段ボールを追加購入。
140サイズを一つと、120サイズを四つ。
自転車で持ち帰るのが大変だった。

140サイズにはプリンターと毛布類を入れた。
120サイズは残りの台所関係。

夜9時過ぎ、すべての段ボールを使い切った。
まだ梱包していないものが残っていた。
靴、ハンガー、ケース類、小物類、その他その他。

ドラッグストアへ行き、段ボールをもらってきた。
巨大なもの二つと、小さめのを二つ。
巨大なものに、軽いけどかさばるものを詰め込んだ。
芝居に使った小道具類など。

12時過ぎに作業終了。
汗でびっしょりになった服を洗濯し、シャワーを浴びる。

シャワーから出て、着替えをすべて梱包していることに気づいた。
段ボールの谷間から、衣類の箱を見つけ、目についたものを引っ張り出す。

まだパソコン類やコード類の取り外しが残っていたが、目が回っていたので寝ることにする。