健康診断の後に歯が

7時起き。
自転車で仕事先へ。
ルートを覚えたのと、信号で止まることがなかったのとで、20分ちょっとで着いた。
結局、自転車が一番早いようだ。
ローソンでコロッケパンを買って食べる。
8時半から仕事。
午前中は通常業務のみ。

昼、1時過ぎ、林クリニックにて健康診断。
これまで吉祥寺の松井外科でやってもらっていたので、勝手の違いに戸惑った。

診断後、遅めの昼食。
なか卯でカツ丼。
食べていると、奥歯がガリッといった。
嫌な予感がした。
舌で探ると、案の定詰め物が取れていた。
すぐに歯科医を調べ、NSビル歯科医に予約をする。

定時に仕事を終え自転車帰宅。
台本清書のあと、今日の稽古出席者の確認をする。
本日は少なめ。

7時過ぎ稽古場到着。
きんちゃん、アイーダ、たけしの場面を稽古する。
たけしには癖を直すこと。
アイーダには基本に立ち返ることをやってもらう。

たけし、台詞を言う前に、準備の間みたいなものが出来る癖がある。
説明をしたら、あっけなく直った。
一時的なものかもしれないが、こうすれば直る、という体感が得られていれば、繰り返しができる。

アイーダは多くの欠点がある。
一昨年のマグ公演に出てもらったのは、抑揚のつけ方がままならぬさまを、天然風の登場人物として舞台に上げようと思ったからだった。
今回はちがう。
なぜかわからないが、出る運命だったのだと、自分では思っている。

本人の嗜好や志向や思考は、必ずしも天然ではないようだ。
実家を出て一人暮らしをはじめ、ヴォイストレーニングに二つ通っている。
そこまでして、何を目指しているのか?
今進んでいる道は、目指すところへの近道になっているのか?
大局的に見れば、一番に考えるべきはそれだろうが、これは芝居ではなく人生の問題なので、とやかく言う話ではない。
純粋に芝居の欠点を見つけ、直していく。

欠点の最も大きなものは、台詞に抑揚をつけるのがうまくいかないということ。
いわゆる棒読みというやつだ。
抑揚のつけ方は、先天的に上手い人と下手な人がいる。
「普段喋るようにやって」
と言うだけで、すぐ出来る人と、まったく出来ない人がいる。
出来ない人が無理に抑揚をつけようとすると、不自然な喋り方になる。
これが一番まずい。

現在のアイーダはその状況だ。
抑揚をゆっくりと説明し繰り返させ、なぜその言い方が出来ないかを考える。
それをすることは、オレにとって好奇心を満たすと同時に、抑揚と表情の関係、台詞を受けるということ、反射するための体の使い方を、再確認する作業にもなっている。

兜森君の場面を稽古する。
今回の彼は、カッコイイ役をストレートに演じてもらう。
満たされた男。
ただし、ゲームにたとえるなら、買ってきたばかりのドラクエが最初からレベル99で、アイテムもすべて揃い、ラスボスも倒し済みという状態。
プレイする気になるだろうか、というのがお題だ。

出番のない役者にはモブシーンで遊んでもらう構造。
そういう場面をいくつ作れるだろうか。

8月最後の日なのに感興がわかない。
クレイジーケンバンド『☆☆☆☆☆』の歌詞、窒息しちゃいそうなこの気分はなんだろね、みたいな気分を、今年は味わうことなく秋を迎えそうだ。

9時半稽古終了。
五日市街道のサミットに寄り買い物。
今まで利用していた西友や、まいばすけっとに比べると、かなり高く感じる。
ひと品平均50円高いとすれば、一回の買い物で数百円の違いになる。
月単位、年単位に換算したら、バカにならない金額になるはずだ。
なぜこんなに高いのか?
土地のせいか?

10時半帰宅。
スンドゥブを食べる。

衣類と食器の荷ほどきはほぼ終わった。
残る段ボールは本やDVDなど、ちゃんとした収納が必要なものばかり。

2時過ぎ、ホープ軒本舗へ。
最近、空腹感がすごい。
言い換えれば、炭水化物の禁断症状ということになる。
どこかで断たないといけない。