主役とエキストラ

6時過ぎ起き。
身支度を済ませ、歩いて新高円寺へ。
外は雨。
台風が東海地方を通過し、雨雲が関東地方に流れ込んでいるようだった。

仕事中、ビルの窓を雨が打つ音が聞こえた。

定時にあがる。
地下道を通り新宿へ。

新高円寺から歩いて帰宅。
傘をさして歩いているだけで背中がびしょ濡れになった。

チラシが届いた。
ポリ袋で梱包して鞄に入れた。

7時に西荻へ。
チラシはなんとか濡らさず無事に運ぶことができた。

西東京に住む兜森くんいわく、家を出る時は晴れていたという。
「西荻に着いてこうもり傘をさそうとして、これは無理だと思って傘買いました」

ひどい目にあった感たっぷりのまま稽古。

なると優美ちゃんの場面、掛け合いがテンポ良くなってきた。
ガールズトークであるとか、そんな定義はどうでもよく、友達同士が気ままにぽんぽんと会話を交わしている感じになり、見ている人に「元気だな」とか「仲いいな」とか思わせてくれるといい。

人は誰もが自分の人生の主役であることも、今回の内容に絡んできた。
逆にいえば、他人の人生においては常にエキストラだ。
だがエキストラにはエキストラの楽しみがある。

他人の不幸は蜜の味という言葉もある。
近しい人の不幸はそうもいかない。
二人で一つの人生を生きるような生き方もある。

主役とエキストラを意識しながら、自分の人生を客観的に眺める視点はどこにあるのか。
その考え方は、映像的というより、演劇的ではないかと思う。
オレの出る幕かどうかを見極めるような感覚だ。

台本の進捗は停滞期に入り、かけた時間に比して進むページがわずかだ。
今週が一番苦しい時期かも知れない。

稽古後、サミットで赤味噌を買って帰宅。