三分割四分割

シルバーウィーク前最後の仕事。
自転車で新宿へ。
ママチャリがしんどい。
クロスバイクが欲しい。

昼、カップ麺と玄米粥。

雲行きが怪しくなってきた。
定時に上がる。
雨雲に空を占領される前に帰宅。

阿佐ヶ谷へ。
6時15分から稽古。
台本の、初めの3分の1をやり、時間を計る。
ちょうど40分だった。
計算通り行けば、その3倍の長さが上演時間になる。
衣装のなおみさん見学。
集団の場面を中心に見てもらった。

前編、中編、後編に分けたとして、現在台本は中編の半ばくらい。
起承転結ではなく、序破急、というか、三幕構成。

起承転結を意識したことがない。
若い頃に読んだ別冊宝島の「シナリオ入門」には、シド・フィールドの脚本術が載っていた。
方法論は三幕構成だったと思う。
以来、戯曲や脚本を読む時は、全体を三分割して考えるクセがついてしまった。

新藤兼人も若い頃に近代劇全集を読破し、戯曲にはそうした構成があることを見抜き、シナリオ執筆に生かすようになったそうだ。

三分割と四分割のどちらが優れているということではない。
音楽の拍子と同じだ。

テレビアニメは四分割で構成されていると思う。
真ん中にCMが入るので、その時点で二分割されているからだ。

宮崎駿が脚本を書き演出したテレビシリーズのルパンを見ると、構成の美しさに感動する。

9時45分稽古終了。