好きなヒーロー

6時半に起きた。
賞味期限が今月前の五目ご飯を鍋にかけ雑炊を作る。
出来上がるまで30分ほど書き作業。

お粥を半分食べ、残りをタッパーに詰める。
五目ご飯は先日仕事先でもらった非常食で、お湯を注げば30分でご飯になるというもの。
いくつか食べ、けっこう美味しかったけど、白米だけのものがなかったのが残念。

自転車で新宿へ。
太陽が丁度正面にきていて、逆光の中で人や車が行き来していた。
木枯らしPart2のせいか、町は落ち葉だらけだった。
この落ち葉がすべて片付けられた頃に冬が始まる。

8時40分から仕事。
午前中、データがまだ当たらない箇所の調べ物。
データを特定するコードが間違えていたことが判明。
直してもらうように頼む。

昼、さばの水煮とサラダ食べる。
本を読もうとしたが、眠気がひどかったので仮眠する。

午後、担当のオダさんと面談する。
体調を崩して急に休む時、これまでは所属の上司に連絡していたが、オダさんに先に連絡することになった。
オダさん、上司に色々言われたらしい。
気の毒だった。

夕方のメンテナンスを終え、定時少し過ぎにあがる。
TSUKASAで買い物。
キャベツ、グリーンレタス、ピーマン、長ねぎ、鶏もも肉、きな粉、フランクフルト、菊正宗買う。
自転車のかごがいっぱいになった。

7時帰宅。
鶏もも肉は山賊焼きのパックだったので、そのままフライパンで焼く。
昨夜仕込んだ玉葱のマリネと、グリーンレタスをボウルであえてサラダにする。

夜、GYAOで、バビル二世の第1話を見る。
大昔放送していたものの、期間限定配信だった。

子供の頃大好きなアニメだった。
一匹狼で、ストイックで、硬派で、でも優しいみたいな。
オレの好きなヒーロー像は、このアニメで形成された。
同じ頃、「リボンの騎士」を観て、好きなヒロイン像も形成された。
8歳だった。

オレの嗜好は、基本的な部分が8歳の時に作られたのだと思う。
現在も、そこからあまりぶれていない。

三国時代以降の歴史を調べた。
蜀がほろび、司馬炎が晋を建国し、呉が滅んで天下は晋によって統一されるが、すぐに八王の乱が起き、北は五胡十六国が入り乱れ、南は南朝が栄える。
五胡十六国は北魏によって統一され、南北朝時代が始まり、やがて随が南朝を滅ぼして中国は再び統一される。
三国志の時代より、五胡十六国時代の方がよほど天下は乱れていると思うが、その時代を題材にした物語作品がない。

三国志の場合、陳寿が正史「三国志」を編纂していたのが大きい。
陳寿は蜀の生まれで晋に仕えた、その時代の空気を知る人間だった。
三国志演義が編纂されたのは陳寿の時代から1000年以上経ってからだ。
それもすごい。

三国志はヒーローばかり出てくる物語だが、オレの好きなヒーローがいない。
北方三国志の呂布や張飛は好きだが、北方謙三のアレンジとして楽しんでいるだけだ。

坂本竜馬も同様で、司馬遼太郎が作ったヒーロー像として、アレンジを楽しんでいる。

2時就寝。