子供が呑気な町

8時に起きた。
去年買った枕は羽毛で、頭の形にフィットしてくれる。
それは良いのだけど、オレは仰向けに寝ると首だけ横を向いてしまうクセがあるようだ。
睡眠は、精神的にも肉体的にも最高のヒーリング効果がある。
裏付けなく書いてみたが、たぶんそうだろう?

1時間あたりどのくらい回復するのかという考え方をしてみれば、寝る体勢は重要だ。
酸素をどれだけ取り込めるか、血液をどれだけ循環させるか。

だから、寝る体勢は重要なのだ。これもたぶんそうだろう?

で、枕だが、昔から後頭部を乗せるように使ってきた。
だが、オレは頭がでかいので、後頭部をそのまま乗せると、首が少し折れ曲がる感じになってしまう。
そのために、横を向くクセがついたんじゃないかと思う。悲しい修正だ。

昨夜、発作的に寝る体勢について研究したくなり、枕と後頭部、首筋の位置を研究した。
今使用している枕だと、後頭部ではなく、うなじに乗せる感じで寝ると、寝心地が良かった。
少し上を向いているような感じになり、気道が確保されているのがわかる。

昨日寝たのは3時だったのに、8時に起きたのは、その姿勢のせいだろうか。
そう思いたい。

11時、永福町の「大勝軒」へ。
中華麺と生卵食べる。
炭水化物補給。

走るモチベーションは、食べたご飯の量と直結している。
永福町大勝軒は、麺を2玉以上使い、巨大丼に供される。
スープの表面はラードが多い、湯気がまったく出てこない。
たぶん1500キロカロリー近くあるんじゃないかと思う。
そういうものを食べると、走らにゃいかんなあという気持ちになってくる。

食べ終わり、12時前に帰宅。
しばらく、三国志の9巻を読む。

2時過ぎ、着替えて走りに行く。
環七を北上するコース。
荻窪にいた頃は環八を北上していた。
そのコースが、そのまま東に移動したと思えばいい。
環八の時は川越街道に達すると大体10キロだったが、環七だと中山道だ。

部屋で本を読んでいる時は、寒くて手足が凍えていたのに、走り始めて少し経つと体中がぽかぽかしてきた。
当たり前か。

大和町の交差点から折り返し、来た道をそのまま戻る。
22キロだった。

ぬるめの風呂にゆっくり浸かる。

三国志9巻読了。
関羽が死んだ。
孫権が、袁紹よりも小さい奴に感じられる。

昨夜仕込んだキャベツのマリネと、フランクフルトで夕食。

お金をおろしにセブンイレブンへ行くと、小さい女の子の声がした。
ちょっと前、ドラッグストアで買い物している時にも、その子の声を聞いた。
近所に住んでいるんだろう。
たぶん2歳か3歳くらいで、おしゃべりするのが好きで仕方ないという感じで、聞いていると心がなごむ。
甲高い声で、お母さんに抱っこをせがんでいた。
お母さんは(いつも大変ですから)めんどくさそうに、待って、とその子に言った。
その子は、とくにぐずるでもなく、お兄ちゃん(幼稚園くらい)と遊び始めた。

ふと思ったが、今住んでいる町は、子供がとても多いようだ。
買い物に行くと必ず小さい子供を連れたお母さんがいるし、公園では小学生がサッカーボールを蹴って遊んでいる。
そしてどの子からも、荒んだ印象を受けない。
どこか呑気で、健やかに目の前の楽しみを楽しんでいるようだった。

来年3月頭に、舞台に出られることになった。
演目は「12人の怒れる男」
ヘンリー・フォンダ主演の映画で有名。