久しぶりに「赤ひげ」見た

朝6時起き。

やしまの春菊天うどん食べる。

夕方の予定が朝っぱらからなくなり、張り合いがなくなった。
昼、おにぎりを食べ、休憩室で『脳はなにげに不公平』を読む。

夕方、TSUKASAで生餃子を買う。
家に帰り、フライパンでいい具合の羽根つき餃子に焼き上げ、ビールをのみながらつまむ。

明日の天気を調べる。
晴れだったら行こうと思っていたところがあったが、予報は明後日まで小雨続きだった。

DVDの整理をしたが、黒澤明の「赤ひげ」を再生したら止まらなくなってしまった。
好きな場面がたくさんある。
香川京子が狂う場面、手術、二木てるみの目、三船敏郎の立ち回り、山崎努の風鈴のところ、酔っ払った三井弘次、おばあちゃん四人組の大根攻撃、笠智衆と田中絹代が並んだところ。

前半の方がキャストは贅沢。
左卜全が、
「ほれ、見ねえ」
と、あの調子で喋るのを見ると、顔がにやけてしまう。

そういえば、自分の意志で初めて見た黒澤映画はこれだった。
高校生の時、深夜にテレビで放送したのだ。
ビデオ録画しておいたが、それを父が、酒のアテに何度も繰り返して見て、
「冗談言っちゃいけねえや、かかあやガキのことなんて考えてみろい、とたんに飲まずにぁいられなくなっちまう」
と、三井弘次のセリフを言いながら飲むのには閉口したものだった。