8時起き。
味噌汁、茹でもやし食べる。
こたつを片付け、布団を干し、部屋を掃除して、丸テーブルを出す。
昼、コロッケうどんを食べる。
「やすらぎの郷」見る。
八千草薫と石坂浩二の二人芝居。
おっとりしていた八千草薫が、横山大観の絵のやりとりで豹変する。
いい喜劇。
テレビ朝日のサイトに過去放送分がアップされていた。
すべて見る。
演出は特筆するところはなく、むしろ動くカメラワークは要らないと思った。
だが、とにかく「語り」「掛け合い」が素晴らしい。
シルバードラマと銘打つゆえか、テンポはゆったりしている。
そういう演出にしているのか、脚本に指定があるのかわからないが、普通にやっていいと思う。
2時半から走る。
善福寺川に沿って9キロ。
桜はまだ散っていなかった。
大根の煮物作る。
汁に、ゆで卵を漬けた。
ある意味、おでんだ。
『ローマ人の物語』13巻読了。
カエサル暗殺から、オクタヴィアヌスとアントニウスの決戦まで。
源義経、織田信長、坂本龍馬といった人物と違い、カエサルは志半ばに倒れたのではなく、完成直前に暗殺された。
しかし、後継者にオクタヴィアヌスを選んだことはカエサルの炯眼ゆえであり、アントニウスを倒す時点まではカエサル統治の続きであるというのが、塩野七生さんの主張だった。
カエサルが死んだ時、オクタヴィアヌスが18歳だったことに驚いた。
他の国の歴史なら珍しいことではないが、ずっと読んできたローマの歴史の基準で言えば、まだ子供だ。
カエサル暗殺時で、ローマは700年以上も続いていたのだが、政治に携わる人間がみんな大人であったことは、要因のひとつにならないだろうか?
若い人間が必要となるのは、反乱や革命など、アンシャン・レジームの打破の時で、体制を運営し存続させるには、経験を積んだ大人の方が向いている。
幕末の日本における重要人物を、黒船来航時でまとめたらどうなるだろう?
黒船来航 1853年
幕府
井伊直弼 38
小栗忠順 30
勝海舟 30
徳川慶喜 20
新撰組
近藤勇 19
土方歳三 18
沖田総司 11?
薩摩
島津斉彬 44
島津久光 36
西郷隆盛 25
大久保利通 23
小松帯刀 18
五代才助 17
長州
毛利敬親 34
吉田松陰 23
桂小五郎 20
高杉晋作 14
久坂玄瑞 13
土佐
吉田東洋 37
山内容堂 26
武市瑞山 24
坂本龍馬 17
板垣退助 16
後藤象二郎 15
テキトーに人選した。
この時点で幕府内に若い人材がいたのかはわからない。
というより、若い人材がこれから15年続く幕末時代に、おのれの才能をどこで生かそうとしたかという問題になるだろう。
上がしっかりしている藩ほど、後のキーパーソンの年齢が高めだ。
長州が若い。
新撰組は幕府が集めたわけだが、もし彼らが長州出身だったら、勤王側になっていたんじゃないか?