頭を空っぽにして聴く

9時起き。
名簿の修正とDM作業をする。
11時過ぎに丸信へ。
ワンタン麺で昼飯。

帰宅し、DM作業の続きをしてから、再び出かける。
1時半に中野ZEROへ。
同僚のKZさんが所属している楽団のコンサートを鑑賞。
中野区の区民劇団らしい。

アドバイスに従い、二階席に陣取る。
クラシックのコンサートを生で鑑賞するのは、たぶん高校生の時以来だ。
パンフレットには鑑賞の助けになる文章が載っていて助かった。

だが、事前に知識を得ても付け焼き刃に過ぎないことはわかっていた。
頭を空っぽにして音に浸り、ただ身体で効いた。

曲目は、
C.M.ウェーバー 歌劇「オベロン」序曲
J.シベリウス ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47
P.チャイコフスキー 交響曲第4番ヘ短調作品36

チャイコフスキーが、とても良かった。
鳥肌が立った。
なぜなんだろう?

分析はしない方がいいと思った。
しようと思ってもできない。
でも、チャイコフスキーを聴いて、鳥肌が立ったということは、オレにとって良いことだったのだ。
そんな体験が今日出来たのも、とても良いことだ。
また次があったら、ぜひ聴きに行きたいと思った。

時計を見ると4時10分だった。
5時までに稽古場料金を払わなければならなかったので、大慌てで中野駅へ走る。
電車に飛び乗るが、中央特快だった。
こういう時に限って。

三鷹から折り返し、5時ぎりぎりに間に合った。

帰宅し、DMとラベル印刷の続き。
印字がうまくいかない。
差し込み印刷をすると、2枚に1枚の割合で印字ずれを起こす。

7時に稽古場へ。
NG予定をきのうもらったが、今日の参加者はほとんどいなかった。
稽古場キャンセルが出来なかったので、知恵ちゃんとDM作業のみする。

9時までにすべて完了。
作業日を別に設けずに済んだ。

10時帰宅。
ドラマ「砂の器」を見返す。
最終章のみ。
「どついたるねん」でデビューした赤井英和が、15年後のこの作品で原田芳雄と共演している。
さすがに演技は上手くなっているが、赤井英和の良さは演技にあるわけではないのだなとも思った。

「演技する」という言葉は、演劇用語にはないとおもう。
もしも演出家に、
「演技してください」
と言われたら、かえって不思議な気持ちになるだろう。