ライブ体験

朝、5時起きできず。
7時半まで寝ていた。

午前中、Excel出力機能を作る。

昼、ミニストップでチキンとサンドイッチを食べる。
『フロスト気質』読む。

夕方、カンフェティの営業さんと会う。
次回公演の宣伝について話をするはずが、小劇場についての雑談となり、気がつけばいつもの伝でオレばかり喋っていた。

オレが芝居を始めた頃は、情報誌『ぴあ』の全盛期だった。
スポーツ、音楽、映画、演劇、お笑い、その他あらゆるイベント情報が一冊の雑誌に詰まっていた。
演劇目当てで買っても、ぱらぱらめくることで、面白そうな映画やスポーツ、来日予定のアーチストや話題のお笑いについての情報が目に飛び込んできた。
kioskで買って電車にひと乗りするだけで、エンターテインメント全般を俯瞰できた。
それによって、さほど詳しくないジャンルでも、人や作品の名前だけは知っているという状態になれた。

一冊に詰まっていることは、ユーザーの多様性維持のために、とても重要だったと思う。

ネットの場合、その本質が、必要な情報の速やかな検索になるため、意図的に情報のカオスな状態を作るには向いていない。
一時期の2ちゃんねるにしても、管理しきれない部分があるゆえの混沌であったと思う。

カンフェティの紙面には演劇だけでなく他のエンタテインメント情報も載っていた。
「ギャラリー情報、どうですかね?」
と、意見を言ってみた。
自作のイラスト、漫画、雑貨、写真、映像、その他さまざまなものを作っては、Instagramや他のSNSにアップしている人はごまんといる。
そういう人たちに、展示というライブイベントを気軽にやるための情報があると、面白いことになる。
展示されている自分の作品を、見知らぬ客が眺めているのに、その場で作家として立ち会うこと。
これは、刺激的なライブ体験だと思うのだ。

そんなことを話していたら、営業さんが手帳にメモしていた。
紙面にそんなギャラリー情報が載るようになったら楽しい。

9時前帰宅。
牡蠣のオイル漬け食べる。
今まで作ってきたものよりも身が大きく、旨味があった。