時代なんて

朝、気分が下降して目が覚める。色々、感情面の動きを抑制してきたのだが、清算が終わって動き出すと、日焼け後に入浴する時みたいにひりひりと痛む。
昼、神田ラーメンで昼飯。午後から夕方にかけ、なんとか仕事をこなすが、気持ちは疲れていた。鏡を見ると10歳ふけて見えた。ひと時代分だ。

7時帰宅。から揚げ、ザワークラウト、ポテトサラダ食べる。部屋の整理をしなきゃと思うが、座ってだらっとしてしまう。落合と清原が対談している昔の動画を見て、落合は優しいなと思ったりする。

気分とは裏腹に新しいスマホはびっくりするほど性能がいい。今までのスマホはなんだったのだと思う。

「とんねるずのみなさんのおかげでした」がとうとう終わる。残念だが、先ごろ30周年特番をやっていたくらいだから、きりがいいかもしれない。
その特番、撮っていたのを見た。批判にさらされた回だ。内容が侮辱にあたるか否かの議論に俺は加われない。リアルタイムで楽しんだ世代で、理性より先に懐かしさを感じてしまう。
とんねるずに対する反感が年々強くなっていることも背景にある気がする。石橋貴明が嫌いな芸人1位というのは、露出頻度を考えればおかしい話だ。投票する人は、ムードで嫌っている。差別よりひどい話だ。
ブレイク前後から一貫してタカさんファンだが、好かれようという行動をとらず、嫌われるのも人気のうちとやり過ごす強さは認めるべきだ。「石橋温泉」の回でそう思った。
時代とずれた、という言い方もあるが、時代が常に正しいというのは勘違いだ。時代は勘違い10年分の繰り返しだ。いつだって次の時代に否定される。80年代は70年代を否定し、90年代は80年代を否定した。
そもそも、ゼロ年代や10年代って、あるのか? 表層的といわれた80年代以上に、表層的なところしかわからない。だったら、否定されても構わないと、90年代の若者である俺は思う。

12時過ぎ就寝。1時まで寝付けなかった。