新しい学校の青春部ツアー見に行く

午前中、定期ミーティング参加。他には特に作業なし。明日現場に行くので、作業はあえて残しておく。

昼、きのこご飯、茄子のぬか漬け、味噌汁。

午後、どさん子ツールの改修について確認メールを送る。コード全体の見直して行っているので、やや時間がかかっているが、業務知識がどんどん増えている感触もある。このツールを支配すれば、ものすごく楽になる。

夕方、台場へ。新橋までメトロ。そこからゆりかもめ。ゆりかもめに乗るのは初めてだった。

Zepp DiverCityへ。7時からの、新しい学校のリーダーズファンクラブツアー公演の列に並ぶ。客層は女性の方がほんのわずか多いような気がした。男はおっさんが多いが、女性は若い子が多かった。今後、女性比率はどんどん高くなっていくような気がする。

スタンディングなのでドリンクは後回しにし、フロアの位置取りを優先した。

7時5分頃に開演。最初の曲は「Toryanse」だった。1月の武道館で初披露だったが、その後、各フェスでパフォーマンスがこなれて、今回はすっかり、定番感のあるオープニングナンバーになっていた。

以降、前半はコーチェラに重なるようなセットリストで一気に進んだ。メンバーがいったんはけた時、左にいたお客さんが「これで終わりでもいいくらいだよ」と興奮気味に喋っていた。

中盤はマネージャーのOTA氏が登場し、観客を交えたクイズやダンスなど、和やかな雰囲気でゲームが進行した。後半準備のためメンバーがはけ、OTA氏が思い入れを込めたご挨拶を噛みまくって語るのが大変面白かった。

後半のセットリストはファンクラブ仕様で、曲をやる前にタイトルをメンバーが言うスタイルだった。「乙女の美学」は、SUZUKAのボーカルと三人のコーラスが、まことに聞き心地がよかった。「Suki Lie」冒頭、SUZUKAが叫ぶ本日の「きらーい!」は、一段と嫌いで、大笑いした。

「迷えば尊し」が最後のナンバーだった。客席に突進したSUZUKAは、おそらくお客さんが足を支える形で立ち上がり、どんどん客席を進んできたが、途中で「止めて!」と絶叫し、音楽が止まった。エアギターをするため箒がなかったらしい。

その後、私がエアギターするところ見たいよね? というコールアンドレスポンスで盛り上がりを維持し、リレーされて運ばれてきた箒を手にしてから、曲が再開された。箒なしでやろうと思えばやれたのだろうが、箒にこだわり、音楽まで止め、かつ、それを盛り上げ要素に転化したところが、太いなあと思った。

曲が終わりメンバーが去った瞬間、アンコールを求める拍手が起きた。ライブでそうした拍手が起きるのはどこでも定番だが、大抵は若干の間ができるものである。しかし今日は、瞬時にその拍手が起きたし、大きさもすごかった。

アンコールは「ケセラセラ」だった。メンバー全員のユニゾンになると、SUZUKAの声もバランス良くみんなと融合していた。

終わってから、「最終人類」がセットリストに入っていなかったことに気がついた。1月の武道館は、この曲のシャウトでSUZUKAが覚醒したと思うのだが、振り返ってみると、もうこの曲がなくても、SUZUKAは自在にシャウトし、声の力をコントロールしていた。

ドリンクカウンターでビールをもらうと、蓋を開けられたので、飲みながら会場を出て、台場駅近くの喫煙コーナーで飲み終え、ゴミ箱に缶を捨てた。「終わっちゃったのが悲しー」と話ながら歩く女子がいた。

10時半帰宅。

町田康『口訳 古事記』読了。関西のしゃべり言葉で書かれた日本神話の世界。上方落語のスタイルで上演されたら、ものすごく面白いのではないかと思った。