今の時代にパチンコ店新築

5時半に起きて風呂に入った。外は薄暗かった。上がって、汗が出たりないのを感じた。走ればよかった。しかし、この時間の気温は2度から3度だ。下手をしたら膝を痛める。
昨日早く寝たのは、早起きしてホープ軒で朝飯を食べようと思ったからだった。起きてみると食べたい気持ちは消えていた。行かずに済むようになったと思うことにしてブログを更新した。6時半だった。まだ寝られる。7時40分まで二度寝したら、まとまりのない夢をたくさん見た。

8時過ぎに家を出る。40分に神田へ。天亀そばへ行き掻き揚げそばを食べる。この前おばちゃんに怒られていた店員のおじさんはいなかった。

9時から仕事。やることがほとんどなくなってきた。要らないファイルの整理をし、とりとめもないことを考えたりする。

昨日から『未必のマクベス』を読んでいる。100ページほど進んだが、とっつきにくい。登場人物の振る舞いや言い回しが、バブル期のトレンディドラマのようだ。ブランド名が出てきても、なんだか貧乏くさく感じる。
バブル期の貧乏くささについては、ナンシー関が似たようなことを指摘していた。足りないのはゴージャスであるというふうに。たとえば、何カラットもある宝石を「ただの石ころ」と言って、違和感を感じさせないところのゴージャス感。
ナンシー席はそれを、美輪明宏に見出していた。1994年前後だったと思う。
『未必のマクベス』には、そういう意味でのゴージャス感がなく、男と女の会話も、おしゃれトークを互いに演じようとしている感じがする。それこそバブル期トレンディドラマっぽさだ。

バブルに20代半ばの独身サラリーマンだった人は、楽しかったのではないか。それより上の世代になると、土地の値段が上がりすぎて家が買えず、恩恵どころではなかったはずだ。30年ローンを組んで、高崎にようやく家を建てたとか、聞くのはそういう話ばかりだった。その後10年以内に地価が激下がりするとは思っていなかったろう。待っていれば同じ値段でもっといい家を都心に近いところで建てられていたのに。

西葛西の南口にかつてマルエツがあった。しかし10年ほど前にマンションごと取り壊され、敷地は駐車場になった。最近その土地で工事が始まった。パチンコ屋が建つらしい。遊戯人口がどんどん減っているのに、地域最大規模の店をオープンしてどうするのだろう。裏で別の思惑が動いているのだろうか。地下に秘密のカジノを作って運営するとか。

注文したバケツが明日届く予定なので、金曜を「燃やし日」にすることにした。古い日記と手帳と手紙類を燃やす。焚き火未満で煙を出さず、灰は持ち帰る。人に迷惑をかけずに出来る場所といったら、海辺か川原くらいしか思い浮かばない。行くのが大変だ。

昼、ミニストップでツナサラダとカップ麺を食べる。『未必のマクベス』読み進む。

夕方、定時に上がって実家へ。夕食にいなり寿司食べる。

大杉蓮亡くなる。以前、先輩の女優さんから、若い頃の大杉さんは身体能力がすごかったと聞いたことがある。詳しくは忘れたが、ものすごい高さを忍者のように飛べたとかいう話だったと思う。
大杉さんは転形劇場出身だ。転形劇場といえば無言劇。劇団の肉体訓練の賜物かなあと、その時思ったものだった。
優れた身体能力を映画で見せることはなかったと思う。もし野田秀樹の舞台に出ていたらどうだったろう。観てみたかった。

電気グルーヴのPVをいくつか見る。最近、寝る前の習慣になっている。電気のPVを見ると、脳みそが溶解していくように感じる。意味などわからないが、脳みそは気持ちよさを感じている。ドラッグじゃないか。

1時就寝。