そんな夢を見る状態

明け方、夢を見て起きた。

とある芝居の稽古初日。若い名優、ベテラン俳優、著名演出家がいる。役者はみなセリフを入れている。自分だけ入っていない。ベテラン俳優に「入ってないの?」と言われて、ごまかす。
舞台監督をやっている落語家が、何かを放り投げてきた。自分がホールに置き忘れたものだった。その人は「うちのバケツ野郎がすみません」と、周りの人に言った。フォローされたように思えてホッとした。

セリフを覚えていないのに本番が迫っているパターンの夢だ。数え切れないほど見てきたので、今はそういう夢を見る精神状態なのだと、ただ思っている。具体的にどんな状態なのかはわからないが。

朝食に、ハムトースト、オムレツを食べる。

筆記と図録を出し、お仕着せを着て、沙汰を待っている。酒を飲んでふて寝するでもなく、かといって進んで赤ひげの手助けをするわけでもない。赤ひげも、どうやらいるようでいないらしい。

めざしの匂いがすると思ったら、なんと自分の髪の毛だった。風呂に入る前に焼いて食べるべきだった。しかし、猫にはもてそうだ。そんな時に限って猫はそばにいない。

夜、無限キャベツを作った。無限ピーマンを考案した人が考えたレシピで、千切りキャベツにお湯をかけ、しらす干しを加え、塩コショウとごま油で和えるというものだった。茹でるのではなく、お湯をかけるというのがボイントで、生のシャキシャキ感がいい感じに残っている。キャベツ半玉分を作って、全て食べきった。