ちゃんこ鍋

6時半に起きた。朝飯によだれ鶏を食べた。

税金関係の書類を書いていたら眠くなった。そして、1時間寝ても大丈夫なくらい時間の余裕があったので、ベッドに横になった。
1時間ちょっとして目覚ましがなると、布団の中がいい感じに暖かくなっていた。「出たくない!」と、おすぎ風のイントネーションで言った。

昼、ライザップとファミマコラボ商品のカップ麺を食べた。カレーうどんがなかったので代わりに買ったのだが、わりに旨い。辛さもしっかりしている。

『戦争と平和』読む。
舞台はモスクワに移る。ロストフ家の屋敷でレッツパーリイ。ナターシャはまだ小娘。一方、ナターシャと接吻する仲のボリスは、貧しい家の出なのに卑屈にならず、なかなかいい。ピエールに言いたいことをしっかり言ってのける場面は、やるじゃん、と思った。ボリスもこの時はかっこよかったのだ。
ロストフ伯爵は、酒好き踊り好きギャンブル好きグルメおやじ。家計は、絶賛傾き中
ソーニャは登場から不憫だ。ディケンズ的展開なら、最終巻でデニーソフかドーロホフあたりと結ばれると思うんだが、そうはならないことを知っているだけに、切ない。

家にキャベツが半分残っていたので、肉と野菜を買い足して、6時半帰宅。ちゃんこ鍋を仕込んだ。

7時、走りに行く。五日市街道を武蔵野市に入るところまで往復。10キロ。途中、作業服店のワークマンがあったのでちょっと覗いた。売り切れ続出の話題商品が売っているかを見たかったが、すでに閉店のメロディーが流れていた。

8時過ぎ帰宅。風呂に入り、ちゃんこを食べた。
相撲取りとプロレスラーの食事といえばちゃんこだ。しかし、相撲取りでちゃんこ作りが下手な人はいなさそうに思えるが、プロレスはそうでない。高田延彦はテキトーだったそうだ。グレート小鹿は上手かったらしい。Youtubeで若い頃の高山善廣がUインターのちゃんこ番をしている動画を見たが、手つきが達者だった。昔、ノアのちゃんこはキムチ鍋の上から溶き卵をかけ、ゆるい卵とじみたいにすると聞き、やってみたことがある。美味しかった。玉袋筋太郎が、一日一食ダイエットのため野菜鍋をよく食べていた。その時のタレも、プロレス団体のちゃんこ仕様だったと思う。大根おろしとニラをポン酢につけたものだったか。最近の新日ちゃんこを調べると、卵黄と醤油と鰹節と青のりを混ぜたものをタレにしているらしい。これも旨そうだ。

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ピエールの父ベズウーホフ伯爵臨終場面。ワシーリイ公爵と令嬢による、遺言状無効画策。どうもピエールが相続人になったかげに、ボリスの母、アンナ・ミハイロブナの讒言があったらしい。ピエールは常に置物状態。
アンドレイ公爵は妻と実家へ。禿げ山の領地。父のボルコンスキイ老公爵は、常に活動的。規則的な生活を最優先し、怠惰を嫌う鉄の男。社交界で育った息子の嫁とは合いそうにない。嫁も、これはかわいそうかも。
戦争が始まる。アンドレイは将軍の副官、ニコライは軽騎兵に。どちらも生き生きとしている。デニーソフ登場。荒くれ士官の典型的キャラクター。戦場の描写、ヘミングウェイは絶対に影響を受けたはずだ。『移動祝祭日』の、シェイクスピア書店の下りに、コンスタンス・ガーネット訳の『戦争と平和』を借りたことが書いてある。コンスタンスは英国人女性の翻訳家らしい。