二日目は雨

6時過ぎ起き。朝飯に一汁一菜食。

10時半、走りに行く。水道道路コース10K。

1時前に家を出る。京王線で京王八王子へ。腹が減ってきたのでミニストップでカップヌードルを食べた。

2時半に小屋入り。石井さんと照明の上川さんが明かりの調整をしていた。

本番前に、掛け合いのところを数回返す。3時半から準備に入る。オノさん、何をしたらいいだろうとそわそわしていた。

4時、着替えて準備に入る。メイクはせず、頭を白くしているだけで老人をやっているが、そのことで違和感は出ていないようだ。

残った時間、舞台で台詞をさらう。低めの声を出して響かせる。

雨が降ってきた。

昨日と同じく、5時40分頃に開場。二階の楽屋で出番を待つ。眼鏡はかけっぱなしにしていたので、体に馴染んでいた。

開演ちょっと前に舞台に出て、白い幕をあちこちに張り、お客さんが全員来ていたら入り口の戸が閉まるので、それを見て客電が落ちるのを待つことになっている。その時間はまだ芝居ではなく、まるで裏方のように舞台にいるべきなのだが、昨日は芝居をする意識で出てしまったため、芝居が始まったという雰囲気を出してしまった。今日は控えめにそっと出て、黙々と作業した。

時間が押すことなく芝居が始まった。冒頭、水筒やラジカセを肩にかけ、フル装備になり、ラジカセを再生した。

芝居の途中で、ラジカセからの音が止まっていることに気がついた。音源のスイッチがテープからメモリーカードに切り替わっていた。動いている時にレバーに触れてしまい、切り替わってしまったようだ。その場で直す。

後半になるに従って、相手役のオノさんの感情が強くこちらにぶつかってきた。いい芝居をしているなあと思った。

別れの場面が終わり、老俳優に戻った時、強い感情のやり取りをした記憶がまだ残っていた。一カ所、台詞に詰まったが、言い直さない方が伝わる言葉がったのでそのまま続けた。

漠の先輩、岡本さんが見に来た。十数年ぶりに会った。
同期のみっちゃん見に来た。「これがやれる実年齢にとうとうなったね」と言われた。
なべさん、りほさん見に来た。先に飲み屋に行っててくださいと伝える。

岡本さん、みっちゃん、石井さん、伊藤さんと記念撮影をした。演劇を始めた時の先輩三人と同学年二人。現役時代でもその五人で撮ったことはなく、個人的には激レアなショットだと思った。

雨が強くなってきた。明日の入り時間を確認する。楽屋で中澤さんに、良かったという感想をいただく。

差し入れでもらったお菓子がたまっていたので、役者スタッフの人数分に分けた。袋を一つもらった。

退出し、駅前の串焼き店へ。なべさんりほさんと飲む。いやな感じはしなかったとりほさんに言われる。良かったなあと思う。

べらべらと喋りまくる。ちょっと、たががゆるんでしまった。

10時に店を出る。二人はJRへ。駅で別れる。

永福町のキッチンコートで割り引きお惣菜を買う。飲み屋でもそんなに食べなかったので、腹が空いていた。

11時半帰宅。シャワーを浴び、トウモロコシ、里芋の団子などを食べ、ハイボールを飲む。

2時過ぎ就寝。