峠走の高揚感

6時過ぎ起き。朝飯に、テリヤキチキンを作って食べる。
足は重かったが、筋肉痛はそれほどでもない。
左足のふくらはぎは、走る前よりも違和感が軽減し、普通の筋肉痛と入れ替わっていた。下り坂を走ったことにより、前腿が張っていた。

年次仕事、完全に暇になり、やることがなかった。
暇だった。

暖かかった。昨日は東京で19度を記録したらしい。今日はそこまではいかないが、それでも15度くらいにはなっていた。花見シーズンと同じくらいの体感温度だった。

昼、「香港園」で油淋鶏食べる。

『ドグラ・マグラ』下巻読み進む。正木博士が実は生きていて、呉一郎の先祖について話す。唐の玄宗皇帝時代まで遡るとは恐れ入った。
そして、記憶喪失の男の正体は呉一郎と思わせつつ、実は違うという展開。そして、彼の記憶を取り戻すことが、正木と若林の闘争になっている展開。

午後、暇が続く。

夜、実家へ。夕食にうどんが食べたいと母に連絡したら、うどんだけでなく、いなり寿司まで作られていた。どっちかにしてくれればいいのに。
うどんをたべ、いなり寿司を二つ食べた。うちのは、1つあたり300キロカロリーくらいあるので、うどんに加えて二つも食べたら完全にカロリーオーバーだ。しかも、うどんときたら、かき揚げうどん。

でもまあ、昨日散々走ったから、今日はいいか。

昨日、走ったあとに行ったスーパー銭湯は、どうも値段が高いんじゃないかと思えてきた。一つ隣の、東海大学前駅にある銭湯の方が、半分以下の値段で入れるようだ。次に行く時はそっちにしようか。

書き忘れたが、土曜日に「ブレードランナー」を見た。いまさらだが。
この映画の影響を直撃でくらったのは、おれよりも上の世代だと思う。1982年以前、こういうふうに作られた未来像はなかったが、1982年以降、こういうふうに作られた未来像が、とても増えた。

峠走ができるコースを調べたが、東京に近いところではヤビツ峠クラスのところはなかなか見つからなかった。ありそうで、なかなかないものだ。
奥多摩線の川井駅から北に向かって走るルートを調べてみたが、道がだんだん細くなっていき、ヘリポートから先は砂利道になっていた。写真を見たが、なんだか怖い。お化け、イノシシ、熊、スズメバチ、全部出そうだ。
熱海の十国峠も高低差が600メートルあるが、これは熱海で宿をとらないと厳しい。ひとり合宿か? 2月は連休がいくつかあるが、やるか?
やはり、ヤビツ峠に慣れるのを優先した方が良いのかも。回復を考えると、本番までにあと3回走れれは上出来だが、この暖かさが続いてくれるかどうか。
Googleマップでコースを調べているときほど、積極的なランナーでいることはない。マップを閉じて翌日になると、え? そんなしんどいコース走るの? え、今日? 誰が? え、オレ? うそー。
というふうになるのが通例であるが、今はまだ、昨日走りきった高揚感が残っている。こいつが消えてしまう前に次を決めたい。