だりいが働く

あーあ、だりいなあと思いながら7時前に起きた。朝飯にご飯、ぬか漬け、納豆を食べた。
食べ終わると何もする気がしなくなった。外は雨で寒かった。8時20分まで漫然と座って呼吸のみしていた。いっそ休もうかと思ったが、こういう時勢に働けることは逆にありがたいのだと思い、身支度をして8時45分に家を出た。

午前中、ツール作り。
先週、ユニバーサル級にめんどくさいと思ったカレンダーフォーム作成作業をした。なんだかんだいって、雛形部分は作っておいたので、今日は細かい直しをしていくだけで済んだ。
昼前に9割がた完成した。

昼、コンビニ食。かき揚げどん兵衛と大根サラダ食べる。
仕事関係の代理人にメールをした。昨年秋からの現場について色々。

午後、カレンダーを完成させ、続いて検索フォームの項目追加をし、結果表示用のテキストボックスを配置した。朝のカレンダー作りでいい感じのノリになっていたため、気がつくと4時を過ぎていた。昨日まで「だりー」と言ってた自分が嘘のようだった。

先週末に買ったBluettoothキーボードだが、結局新しいものをアマゾンで買い直した。先週買ったものはメルカリで売る。
新しく買ったのは、親指シフトタイピングがしやすい配置になっている。2016年から親指シフト入力をするようになった。五年が経ち、もはやローマ字入力には戻れない体になってしまったのだ。
今後、ノートパソコンを購入するときも、親指シフトしやすいキー配置かどうかが機種選びの重要なポイントになってくる。スペースキーと変換キーと「B」「N」「M」の位置関係が決め手となる。
すると、昨年から欲しいと思っていたThinkPad X1 Carbonも、バージョンによっては入力しにくいマシンとなってしまうのだ。

夕方、「たまむすび」を聞きながら帰宅。桃屋の瓶詰めのある三種類を混ぜると、ご飯に大変合うという話を、ひと月ほど前の放送で竹山さんがしており、ずっと気になっていたのだが、どの種類なのかを今日の放送で明かしてくれた。
刻みにんにく、辛そうだけど辛くないラー油、やわらぎメンマがその答えだった。
こうしちゃおれんと思い、永福町駅を下りてすぐにキッチンコートに入り、瓶詰めの棚を探した。三種類ともあったので、メンマ2つと、ほかのを1つずつ買った。

7時帰宅。早速米を炊き、瓶詰め三種を混ぜ、ご飯に乗せて食べてみた。
衝撃的に美味かった。美味しい中華料理を食べたあとに、皿に残ったソースをご飯にかけて食べるような旨さだった。ご飯3合は余裕でいける。

だが、3合余裕でいけることが、逆に危険だと思った。ご飯は4分の3合以下、瓶詰めはそれぞれ小さじ2杯以下に留めなければ、千尋の両親みたいになってしまうだろう。

食べ終わった時、寂寥感があった。もうないんだ……と思った。でも、そのくらいの量にした方がいいのだ。次があると思えるから。

GYAOで『グエムル 漢江の怪物」が見られるのを知ったので、早速チェックした。もはや、DVDレンタルは、古い映画を見る時くらいしか需要がないかもしれん。

『あめりか物語』読む。巻末の解説には、本作には肯定派と否定派がいると書いてある。本編を読んで、その対立は、若き荷風の感性を『瑞々しい」ととるか「青臭い」ととるかの違いではないかと思った。