ノープランで思いつくまま

6時に起きた。
部屋でスマホとキーボードを使ってブログを書き、8時に食堂へ。同年配の一人客がいた。ダイビングをしにきた人だった。
朝飯を食べ、宿のお母さんと少し話す。今日は島をぐるっと回り、明日は西表島に渡るつもりだと言う。ダイビングに来たお客さんが、西表島はいいですよと声をかけてきたので少し話す。

部屋に戻り『カラマーゾフの兄弟』上巻続きの残りを読み終える。アリョーシャとイワンの会話クライマックス。語り尽くしたイワンは別れを告げ去って行く。

9時に宿を出る。さてどうしよう、ノープランだ。とりあえず、昨日あまり寄り道できなかった西海岸側をさかのぼってみようと思った。

ナビをセットせず、標識を頼りに走っていると、底池ビーチに着いた。浜に下りると潮が引いていた。親子三人組が、ネットに囲まれた区画で、膝下まで水に浸かって遊んでいた。

浜辺をブラブラ歩いた。木にハンモックが吊されていた。一瞬、ここで一日中本でも読んでいようかと思った。

レンタル店の女性に「こんにちは」と挨拶された。返事をした。

車に戻り、次はどこに行こうかと考えた。スマホで検索すると、米原ビーチがシュノーケリングに良いと書いてあった。しかし、底池ビーチは干潮でシュノーケリングどころではなかった。上げ潮になるのは11時からだったので、午後になってから行った方がいいと判断した。

島の中心部を横に走り抜け、昨日走った東海岸側に出た。『新垣食堂』の前を通り北上すると、昨日行った平久保灯台に着いた。
そのあたりに平野ビーチというのがあるらしかったが、スマホの電波が届かないため、地図を確認することができなかった。
方向感覚があやふやなまま、サトウキビ畑の間を通り抜けたが、距離感覚がわからなくなった。結局ビーチにおりることは断念し、石垣島馬広場をちょっとのぞき見し、車に戻った。

12時になっていた。昼飯を米原ビーチそばで食べるようにすれば、良い時間に海に入れるかもしれないと思い、ナビの目的地をセットした。

向かう途中、吹通川ヒルギ群落で車を止めた。タイミング良く干潮だったので、下におりてマングローブを見たり、砂地を河口まで歩くことができた。岸辺には小さなカニやハゼの仲間がいた。

ネットで調べると、米原ビーチには無料と有料のパーキングがあるらしかった。無料の方を探すため、キャンプ場方面の小道に入ったが、それらしきスペースは見あたらなかった。県道に戻る途中、車が駐車してあるスペースがあったので、ここがそれかと思い止めると、店の兄ちゃんが出てきて「うちのなんですけど」と言った。店で食事をすれば無料らしかった。時間もちょうどいいし、そこで昼飯を食べることにした。

牛すじカレーとレモネードを頼んだ。牛すじは石垣牛とのことだったが、味は普通だった。石垣牛だから美味いということではなく、どの部位をどう食べるかが重要なのだろう。どこの牛でもそうだ。

食べ終わってから米原ビーチにおりた。人は少なかった。マリンシューズを履き、スマホを防水ケースに入れ、シュノーケルをつけて海に入った。
干潮から3時間ほど経っていたが、浜は遠浅で、潮はそれほど満ちていなかった。それでも、潜るとそこかしこに魚がいた。
スマホの防水ケースは、防水機能に問題はなかったが、水につけるとなぜか画面のどこかを押しっぱなしの状態になるようで、動画を撮っても途中で切れてしまった。ケースの問題ではなく、スマホのサイズの問題だろう。
そして、スマホで撮影しながらシュノーケリングをすると、両手が使えないため、推進力が落ちた。
撮影は、お試しのつもりでやったので、途中からはスマホを首にかけたままにして、シュノーケリングを続けた。潮の加減、もしくは、ポイントによるものだろうが、絶景というような光景には巡り会えなかった。これは仕方ない。それでも、8年ぶりのシュノーケリングは楽しかった。

上がって、体を乾かしながら海を眺めた。20分くらい何も考えずにそうしていた。

体が乾いてから、荒川の滝で水を浴びようと思い、県道まで歩いた。そのまま南に歩き始めたが、歩いて行くには遠いことに気づき、車に戻る時間を考えてやめた。途中、自動販売機で飲み物を買って飲んだ。

店に戻りグアバのかき氷を食べた。小休止し、店長に礼を行って車に乗った。4時だった。

石垣港のパーキングへ行き車を止めた。夕食をどこでとろうかと考え、乗船ターミナルでスマホを検索した。焼き肉屋をいくつか調べ、良さそうな店に行ってみることにした。

しかし、その店はまだ開店していなかった。おそらく予約をしないと入れないだろうと思った。で、昨日と同じく、市街地をぶらぶらと歩いた。

途中、また焼肉店を見つけた。割と安そうだったので、そこで夕飯を食べることにした。

ロース肉と上カルビ、ノンアルコールのオリオンビールを頼んだ。食欲はあまりなかったので、肉を一枚一枚丁寧に焼いて食べた。上カルビは脂がのって旨かったが、ロース肉はそれなりだった。やはり、石垣牛であるかどうかではなく、どの部位かが問題なのだなと思った。

卵スープで食事をしめ、観音崎灯台に向かった。7時を過ぎたところで、ちょうど海に日が沈む時刻だった。灯台近くの展望台に上り、海に沈む夕日を眺めた。

日が沈んでから宿に戻った。宿のお母さんに「一日中色々行ってたんですか?」と言われた。

シャワーを浴び、部屋でビールを飲んだ。焼肉を食べる時に飲みたかったが、運転があったので飲めなかった。運転と旅の夕食の関係はなかなか難しい。宿から歩いて行ける距離に良い店があればベストなのだが。

『カラマーゾフの兄弟』中巻、少し読む。

1時就寝。

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