昨日は11時過ぎに寝たので、今朝は5時半くらいに目覚ましをセットしていた。睡眠時間が6時間も得られれば十分だと思ったからだったが、その時間にアラームが鳴っても起きられなかった。寒くなってきたせいで、布団や毛布やタオルケットがオレを離してくれない。
タイマーを7時にセットして二度寝していると、遅刻をする夢を見た。夢によく出てくる高層ビルがあり、そこへ仕事に行こうとしているのだが、電車がものすごくゆっくりと運転していて、時間通りに着かないのが明らかになる。しかも、遅延証明は発行しないという車内放送が流れる。
場面が高層ビルのオフィスに変わり、昔ヤングマガジンで連載していた漫画『お天気お姉さん』の桂子がおばさんになったような女上司が出てきて、オレに説教をした。
「電車が遅れるときは遅延証明書を提出するって決まってるでしょ？ 発行されないってそんなのあり得ないから」
いや、ほんとに電車が遅かったんだと言おうとしても、桂子は聞く耳持たないという感じで、夢の中とはいえ、たいへんムカついた。
で、ムカついたまま6時50分に起きた。夢と覚醒の境がはっきりしておらず、その女上司が実在している世界に目覚めたような気持ちだった。ホットミルクを飲み、歯を磨いている時も、「ちっくしょ、あの女！」みたいなことを思っていた。
あの女が実在しないことを認識したのは家を出る少し前頃だった。いたらいたでムカつくが、いなけりゃいないで物足りない。
『たまむすび』火曜日分を聞きながら自転車で現場へ。
午前中、データ定義書とにらめっこし、入力チェックの方法をイメージする。
昼前に、別件の依頼を聞く。そっちは、既存ツールの改修依頼だった。2時間もあれば全部できそうな仕事だったが、作業は来月に回すことにしてもらった。
堀辰雄『風立ちぬ・美しい村』読み始める。
午後、データ定義書を検討し、CSV出力の自作関数をテストする。うまくいったが、そのあたりで疲れてきた。夕方までは、特に作業は進めず。
夜、6時半に実家へ。夕食にカレーライスを食べた。
コーエン兄弟の『バーバー』を借りたので、実家PCで見ようと思ったが、夏前から実家PCはノートPCに移行していたのを忘れていた。ノートPCにはDVDドライブがついていない。
夜10時頃、両親が寝たので居間へ行き、DVDを見た。ところが、今度は開始45分ほどで画面が止まってしまった。DVDのエラーらしかった。
店に、再生不良の旨をメールした。
前半しか見ていないが、『バーバー』はあきれるほど画面が美しい作品だった。2003年に一度見ているが、その頃のオレは映像の美しさに心惹かれることがなかったので、理髪師のエドがしょっちゅうタバコをすっている様子や、とんでもない事件がおきてもポーカーフェイスをくずさないところをゲラゲラ笑って見ていたのだった。
12時過ぎ就寝。