野草の季節

7時過ぎ起き。昨日夜ふかししたのに目覚ましなしで起きた。

朝飯に、お粥、切干大根、ネギぬた、ネギ納豆、きゅうりのぬか漬け。

洗濯する。タオルケットを干す。向かいの建物の間から、正午過ぎの2時間くらい日の光が差すようになった。

たま『ひるね』を久しぶりに聞く。年をとったせいか、メロディが直に琴線に届くようになり、鳥肌が立ち涙腺が緩んだ。

11時半、自転車で『ボニートスープヌードルライク』へ。近所にいるのに今まで一度も行ったことがなかった人気ラーメン店。
特製鰹醤油らあめんの大盛りを食べた。鰹出汁の利いたスープは好みの味だった。麺は細く、食感は素麺のようだった。

妙法寺のサミットへ。コーヒー、醤油、みりん、シラス、ししとう、プルコギ牛肉、もやし、グリーンアスパラガスを買う。

いったん帰宅し、歩いて昨年野蒜を採集したスポットへ。野蒜はすでにあちこちから生えていた。
ふきのとうが生えていないか、ぐるっと回って確認してみた。一箇所、生えている場所を見つけたが、薹が立ち始めていた。日当たりの良い場所だったせいだろう。冬の間はむき出しになっている地面から一番最初に生えてくる草が野蒜という感じになっていた。若い葉なので葉っぱも柔らかくてうまいかもしれない。

帰宅し、5時まで昼寝。洗濯物を取り込む。

昨日見つけた貝殻を飾りたいと思い、いい方法がないか考えていたら、写真用のフレームが家にあったので、ティッシュペーパーに貝を並べてフレームに綴じてみたが、貝は立体物であるためにうまくいかなかった。
ふと、粘土を台に盛り、そこに貝を埋め込む方式はどうだろうと思いついた。で、自転車に乗り100均へ行き粘土を探した。つぶつぶ粘土とかいうおもちゃを見つけたのでそれを買った。
家に戻り、フレームの台に粘土を伸ばして盛り、そこに貝を埋め込み、フレームにはめてみた。いい感じにはまった。寝室の壁に飾ることにした。

夕食に、お粥、小松菜としらすの和え物、グリーンアスパラとししとうのベーコン炒め、切り干し大根、きゅうりのぬか漬け、わかめの味噌汁食べる。すべてのおかずが、『あと一品』系のものになってしまった。アスパラの炒め物は、バターで炒め、いしるとレモン汁で味つけした。かなり美味かった。バターで炒め、いしるとレモンで味付けたら、なにを炒めても美味いと思う。おれが居酒屋を経営してたら、お通しをそれ系のものにして、本注文を活性化させるだろうな。

いしるは量に比して安い。能登に行った時、いかのいしるとイワシのいしるを買ったが、ふたつ買っても1000円いかなかった。そろそろなくなりそうだが、冷蔵庫に常備すべき魚醤系調味料だと思う。しょっつると比べてCPが大変高い。

『快楽』読む。秀雄は戯曲を書き、その内容を柳に伝える。テーマは、姦通の罪はどのタイミングで発生するかというもの。要するに、快楽を感じたら罪というわけ。
柳は熱海へ。『宝屋』の別荘へ行き、久美子と仏教の話をする。久美子は仏教にハマっている。夜、柳が入浴していると、久美子が入ってくる。久美子は柳のために身を捧げたいと思っている。柳の仏教のためというべきか。そこへ姉のヅマヒトまで入ってくる。
で、上巻読了。

12時半就寝。
コーヒーを飲みすぎたためか寝つけなかった。