5時半起き。書き作業を少しする。
居間で賃貸契約の書類を書く。母、部屋の更新などせず実家マンションで一緒に住もうと言う。「無理だ」と答える。テレビがつきっぱなしになっているだけで相当なストレスだ。夕食後すぐに自室に行くのは、テレビがついているからだ。
外は雨だった。しばらく雨が続きそう。
8時半に現場へ。蓮實重彦『夏目漱石論』読む。徹頭徹尾、言葉で書かれていることがすべてという考え方で論じられている。
午前中、昨日の話し合いで得た知識をもとに、新ツールのための関数抜き書きをする。
昼、カップ麺とわかめの酢の物。
午後、節子ツールでトラブル。データのロックに関わる動作だった。修正する。
雨は午後の間、やんでいる時間もあったようだった。夕方5時半に外へ出ると傘を差さずに歩いている人がいた。雨はほとんど降っていなかった。自転車で帰れるかもしれないと思い、雨雲レーダーを調べてみたが、西の方から雨雲が大はしゃぎしながら上京中だった。中野区あたりで出くわすと思われた。で、自転車を諦め、地下鉄で帰った。
いなげやで買い物。きゅうり、ひき肉、サイダー、大福買う。酒を飲んでいないせいで、最近甘いものが食べたくて仕方がない。そういえば家飲みをまったくしていなかった2019年の前半は、焼き芋とかおはぎとか甘栗とかをよく食べていた。これもドーパミンに関わることだろうか?
夕食に、ブルコギ牛肉と、レタスとトマトのサラダ食べる。トマトが大きすぎて、1個分をサラダにするとかなりの量になった。
五能線のことを調べる。絶景であることは知っているが、途中下車しながら旅をするには本数が少ない。フリーパスを買うメリットはあまりないのではないか。乗っていることそのものがアクティビティであるともいえる。乗ったら、飲まずにいられないだろう。そういう『飲み』は、全然アリだ。斗酒なお辞せず。
『夏目漱石論』読了。1978年に書かれた本で、あとがきを読むと、漱石の評論くらい誰でも書けるだろうという不遜な心構えで書いたらしい。この本の構成がその後に出したさまざまな評論集のひな形になったとのこと。
言葉で書かれていることのみを扱い、場面にあるものの機能を追求していくスタイルは、映画評論のやり方と重なっていると思う。人の心理を斟酌するといった要素を完全に排除している。そのブレなさに触れていると、漱石を読むための目と耳が肥えていくような気がした。そういえば『こころ』なんか何十年も読んでいない。
12時半就寝。