打倒明訓高校を果たせなかった

5時起き。外が薄暗かった。曇っているのと、日の出時刻が遅くなってきたのが重なった。
そして涼しかった。

腰抜けブログの更新をし、6時に朝飯。お粥、味噌汁、ゴーヤと茄子のぬか漬け、トマト2個。

シャワーを浴び、水耕栽培の水を補給した。バケツ一杯で満タンになった。木曜以来の補給だったが、三日でバケツ一杯分しか減っていなかった。太陽が出ないと水は減らない。

赤くなったトマトを収穫しようとしたが、雨続きのためどれもこれも実がひどく裂けていた。晴れるのを待って収穫した方がいいのだろうか? 4つ収穫したが、一つは避け方がひどかったので破棄することにした。よって3つ。トータル131個。

雨雲レーダーを見ると、西からやってくる雨雲から逃げるように走れば自転車で現場に行けそうだった。

7時20分に家を出た。自転車。

東中野で、急に飛び出してきたセイガクさんのチャリと衝突しそうになった。ブレーキを踏んだが、車体がつんのめり、そのまま降りて、勢いを殺しながら自転車を持ち上げて右回りに一回転した。社交ダンスか。

転ばずにうまく回避できたことにホッとしたのが逆に良くなかったようだ。

住宅地を抜けて明治通りに出る時、車道を自動車がびゅんびゅん走っていたのですぐ側道には出ず、歩道を交差点方面に漕いだ。すると歩行者信号が点滅するのが見えたので、スピードを上げようとペダルを強めに漕いだ。黄色の点字タイルに乗り上げたとたん、前輪がハンドルをとられ、体は自転車を飛び越し、前方に滑り込むように着地した。ズザーッという音がした。

「アウト!」
試合終了。サイレンの音。またしても打倒明訓高校の野望果たせず。古いな、おい。

「大丈夫ですか?」
信号待ちしていたサラリーマンが声をかけてきた。どうやら無意識に、「いってー!」と叫んでいたらしい。
「大丈夫です」と答えて立ち上がり、ヘッドスライディングした泥を落とそう左腕を叩いたら、泥などなく、すりむいていたのでただ痛いだけだった。サラリーマンは行ってしまった。

自転車を起こした。ライトが半分傾き、フロントギアからチェーンが外れそうになっていたが、あとは無事だった。

交差点の端に寄って気分を落ち着かせた。雨上がりの道であることと、タイヤサイズが小さくなったことをダブルで失念し、歩道なのに急いで漕ごうとして点字タイルですっころんだ。
アホだ。
さっきのサラリーマン氏は、「頭大丈夫ですか?」という意味で聞いてきたのだろうか?

大都会の大きな交差点のど真ん中で、サラリーマンや女子高生たちや保育園送り迎えママたちが見ている前で、ヘッドスライディングするみたいにすっころぶという恥ずかしい経験つきで転んで良かった。気をつけろよ、というメッセージだ。ホントに、気をつけよう。

8時6分に現場着。ガーミンのランニングウォッチのガラス面がド派手にひび割れてしまった。しかし表示は無事だった。まだ使える。自戒の意味も込めて、使い続けようと思う。

午前中、ゴッド氏ツールの修正を少し。その後、節子の改造。

昼、天丼弁当とカップ麺食べる。
SQL勉強少しする。

午後、節子の婚約者ツールに不具合が生じた。最近、彼は様子がおかしい。節子は「私がいけないんです」と言って彼をかばおうとするのだが。

ゴッド氏、今日は休みのようで、ツール関連で進展はなかった。

5時半、雨雲レーダーを見ると、帰りもちょうど雨がやむタイミングだったため、自転車で帰宅。気をつけて運転した。
サミットで買い物。ミックスナッツ、ピーナッツ、梨、コーヒー、コーラ、豆乳、ショートケーキ買う。

夕食にホットドッグ食べる。

大根監督が一昨年撮影していた、DENKI GROOVE THE MOVIE 2? の予告編映像を見た。ピエール瀧が逮捕され、石野卓球がワイドショーのレポーターに追っかけられていた頃の映像だった。
芸能レポーターをこういう形で映像に記録したものは他に例がないのではないかと思った。取材される側とする側の共存関係が透けて見え、卓球さんがそれを存分に面白がっているのが、たまらなくおかしい。当時、卓球さんのtwitterに救われた電気グルーヴファンはものすごく多かったと思う。その舞台裏を見ることができるのは、贅沢を超えた快楽だ。しかも今度の日曜、フジロックだ。当然、行くがな。

タリバンがアフガニスタン全土を掌握した。
攻勢を開始し、州都を制圧したニュースを聞いたのはつい最近だ。驚くほどの早さで全土を制圧してしまった。この早さは一体、何を意味するのだろう。
アメリカが軍を撤退させることになり、あっという間にこうなった。まるでベトナムの再現だ。それ以外何に例えられるだろう。
Wikipediaでタリバンを検索したところ、亡くなった中村医師が語るタリバーン観が引用されていた。農村に暮らす人々にとっては違和感のない政権に感じられるとのこと。国共内戦における共産党みたいな受け入れられ方なのだろうか。わからないことが多すぎる。
ただ、米軍主導でアフガン政府軍を指導しても、政府の汚職を払拭できず、国民の信頼は得られなかったようだ。そのあたりも南ベトナムを彷彿とさせる。支援の構造に決定的な欠陥があって、前世紀からアップデートされていないのではないか。

毎日新聞のサイトでアフガン特集の記事をいくつか読んだ。有料会員になっておいて良かった。