嫌いだけど必要なこと

4時起き。昨日寝る前に太腿ストレッチをしたためか、寝覚めが良かった。

5時半過ぎまでブログ更新。

6時過ぎ、走りに行く。外に出た瞬間凍えそうになった。
近所のトラックまで1キロをゆっくり走り、トラックを6周走った。2周目くらいでやっと汗が出てきた。家に向かってちょうど5キロ走ったところで終了。1キロを5分24秒のペースだった。オレにしては超絶速い。しんどかった。もう走るのなんて嫌だった。やめたいと思った。

たぶんオレがほかのランナーと違うのは、走るのが好きじゃないというところだろう。嫌いだからこそ、二十年も続けられている。体に必要なことで、なおかつ、嫌いなこと、というのがポイントだ。好きなことなら無理しなくても続けられる。嫌いだからこそ、続ける力が必要となるし、意志を鍛えられる。

だから、今日みたいに寒い日に、大して長くもない5キロを走るということができたのは嬉しかった。こんな嫌なことをできたぞ、という、倒錯した喜びがあった。

走ることを『嫌いなこと』と言うのはさすがに言い過ぎだが、『走るのが好き』という心境にはどうしてもなれない。

走るのが好きなランナーに対して、揶揄したい気分などまったくない。心というのは、普通、そういう動き方をするものだ。健康で、笑顔があり、信頼と友情につながる動き方だ。そっちの方が正しい。

走るのが好きで走っているランナーを、オレは、皮肉ではなく素直に、羨ましいと思う。自分がそうなれないことに対して諦めに似た気持ちがある。だから、『嫌いだからこそ』という理屈を育てるハメになっている。オレの理屈で働く心の動き方は、不健康で、無表情があり、裏切りと孤独につながっている。人は、そう育ってはいけない。

オレは、そう育ってしまった。それゆえに、他人にかけた迷惑や、しでかしてしまったひどい仕打ちは数知れない。償えるところは償うように心がけて、後半生を生きるようにしているが、そこにオレの自意識や、償っていることを相手にわかってもらおうというさもしさがあると、自虐が出てくる。償いは、それと知られずにしないといけない、という考えが、なぜかある。

自転車で現場へ。それほど寒くはなかった。なぜか47分もかかってしまった。

ゴッド氏ツール作業をする。何だかんだいって、残り作業は少なくなってきた。
インポート系の作業をするためのフォームを作った。重複データは担当者が一件ずつ判別していくらしいので、作業がしやすいフォームを作った。

昼、『開高健のいる風景』読み進む。

午後、蟻さん来て、クライアントのピーコさんが新規商品の資料を送ると言ってきた話をした。
「年末年始に読み込んでおいてくれと言ってきたんで、それ無理ですって言っときましたよ」蟻さんは言った。「ちゃんと説明会してくれと」
「まだ全然決まってないのに説明会されても、二度手間になっちゃいますね」と、オレ。「それに、年末年始に読み込んどいてっていうのも無茶でしょう。正月はさんでどうしろというんです」

などなど。楽しくお仕事した。

夕方4時過ぎ、インポートフォームをバラモンさんに見せる。ユーザーとしてはこれでいけそうだという確約をもらったが、実際に使う人はここではなく西にいると聞き、懸念する。西八王子とかいうレベルの西ではなく、関西方面である。何かあった場合、電話でやり取りする必要がある。

でも以前、飯田橋でツールを作り、品川の人に使ってもらうということをよくやっていた。その時に比べたら、OSやOfficeのバージョンが合っている分だけ、今の方が楽だろう。

夕方、帰りにOKストアに寄る。生牡蠣、大根、スモークサーモン、ワイン、ビール、レモンサワー、チーズ、フライドチキン、ピザを買った。クリスマスイブだし、色々売ってるし、まあ、素直に食い、かつ、飲んでやろうじゃないのという気分だった。

6時40分頃帰宅。

ピザを食べ、チキンを食べた。買ってきた食べ物は結構あったので、当然一日では食い切れなかった。チキンは半分残し、チーズは手をつけなかった。

12時過ぎ就寝。