トマトが実れば夏が来る

8時過ぎ起き。たっぷり寝たはずなのに寝たりなかった。

朝飯にホットドッグ。

10時、ラメールへ。新しく『笛吹き奴のかくれんぼ』をやることにした。

三善晃先生の楽曲は一昨年からちょこちょこやっているが、時折、ジャジーでシャレオツなコードが入ってくるので、ほんとにこの曲集はキッズ用かいな、と思うことがある。三善先生の生み出したメソードもあるらしいのだが、師いわく「変わっている」とのことだった。オーソドックスな教材ではないということか。

『笛吹き奴』は左右のての入れ替え練習が課題となる。あと、『東風』は相変わらず、地道にかたつむりのように進んでいく。年末は『笛吹き奴』と、あとなにか別な曲をやる感じになるだろう。『東風』はまだとても無理だ。

昼、ご飯、野菜のタレ漬け、味噌汁。

午後、走りに行く。堀ノ内から知らない町角をぐるぐる回り、青梅街道を渡って知らない住宅地を走った。6キロ。先日読んだピエール瀧の『23区23時』の影響で、曲がったことのない街角を曲がることに最近こだわっている。

サミットで買い物して帰宅。

木曜金曜で赤くなったトマトを3個収穫する。水曜に青いまま摘んだトマトも熟して赤くなったので、それも合わせると、トータル収穫数は7個となった。

トマトの収穫が始まると、夏が来たと思うようになってきた。今月、気をつけないといけないのは、水位の低下だ。厳密にいうと、水温の上昇と溶存酸素量の低下に気をつけないといけない。嫌気性バクテリアが有機物の分解をはじめ、硫化水素が発生してしまうと、それを吸収したトマトが一気に枯れてしまう。

2018年の8月に旅行で家を4日間あけた時、出かける前に容器のふちギリギリまで水を入れておいたが、帰宅した時にトマトは枯れていた。おそらく2日か3日で水位は半分以下になり、水温が急速に上がったのだろう。で、水質が悪化し、トマトが一気に枯れ、水を吸収する速度が落ち、その結果、オレが家に帰った時には、容器に水が半分くらい残っていたのだ。たぶん、悪い水が。当時は、水がなくなってないのに枯れたのは変だなと、ちょっと思ったものだったが。

夜、豚肉のソテー、ザワークラウト食べる。

吉田豪『豪さんのポッド』読む。
吉田豪の著作を読むと、2000年代とはサブカルの時代だったのだなあと、後付けのように納得できる。

そういえば、Perfumeも、『Quick Japan』の特集があり、掟ポルシェや宇多丸さんのプッシュがあった。完全にサブカルの入口だ。『TV Bros.』連載も、入口を考えると不自然ではない。

レキシの池ちゃんが事務所を辞めるというニュースが流れた。円満退社ならいいが。稲穂などのグッズ販売は今後どうなるのだろうか。また、レキシという名義でのライブは続けられるのだろうか。心配になる。

Youtubeに、90年代のテレビ番組『ダダダダッ談志ダ!』がアップされていた。有り難く見る。世にいる談志好きは、落語好きとは別の存在ではないかと思う。

12時就寝。