油淋鶏に感動

朝、ぐったりしていた。なんかもー、仕事したくねーなー、と思った。仕事なくてヒマなのに。上方の仕事は向こうの返事待ちになっているし、ストーン氏の新しい依頼はすぐにやらなくてもいいし。
そいじゃ、もう一日休んじゃおうか、と思い、電話してリアムさんに伝えた。昨日からトラブルは特になさそうだった。

水耕栽培のトマトを摘んだ。トータル199個になった。採れすぎ。

昼、どういうわけか、西永福の中華料理店『蘭』のことを思い出した。その近くにあった児童館での稽古帰りに飲む時はよく使う店だった。飲み屋使いだったので、料理をしっかり賞味するという食べ方はしなかった。思い出したついでに、ランチメニューを調べてみると、よだれ鶏を出すらしかった。「よだれどりっ!」と巻き舌気味に叫んだ。『陣家私菜』のよだれ鶏が大好きなおいらだけど、『蘭』のはどんなものか。

で、行ってみた。

開店早々11時に店の前に着いた。ランチメニューの看板が置いてあった。見ると、よだれ鶏のセットはなく、よだれ鶏涼麺なる、冷やし中華的なものだけあった。あちゃー、きょうは麺って感じじゃねーんだよなー、と思いつつ、せっかく来たので店の中に入った。まだガラガラだった。

メニューに油淋鶏があった。基本が鶏であることはよだれ鶏と同じだ。それを頼んだ。食べてみる。うまっ! 衝撃が走った。こんがり揚がった鶏肉に、甘酢タレと刻んだねぎの取り合わせが絶妙だった。そして、油淋鶏がこれほど美味いなら、よだれ鶏がまずいはずはあるまいと思った。今は夏。冷やし麺の類は秋までだろう。よだれ鶏自体はレギュラーだろうから、秋以降は定食として食えるに違いない。まあ、食いたきゃ夜行けばいいのだが。

11時半帰宅。

3時半まで昼寝をした。いい気なもんだと我ながら思った。

夕方、髪を切りに行く。
アヴェさんに、トマトはどうですかと聞かれたので、199個も採れたたと慨嘆口調で答えた。
新しいシャンプーを試してもらった。ビーガン系らしい。

帰りに『ばりこて』に寄る。両隣に座った痩せ型青年二人が次々に替え玉を頼んでいたので、釣られて替え玉2杯追加した。でも青年は4杯追加していた。

昼に『蘭』へ行った時、入り口でずっこけて左手の甲をどこかにぶつけたのだが、そこが地味に痛んだ。ぶつけた時はそんなに痛くなかったのに。