朝、フルーツグラノーラとミルク。
昼、『てけてけ』で、ハンバーグと唐揚げの定食食べる。
夕方実家へ。月曜に買ったランディングネットが届いていた。
夕食にさんまの塩焼き。
夜7時、中川へ。
キャスティングとジャーキング練習の続きと、たとえ魚がかからなくてもランディングネットを水中に伸ばす練習をしようと思った。それなら旧江戸川より中川の方がいい。
東西線鉄橋そばでで釣り始める。ルアーは前回悔しい思いをしたサイレントアサシンの99Fにした。カラーはレモンイエロー。
潮はゆっくりと下げていた。少しだけ、橋桁周辺に投げ、それからは上流に向かって少しずつ移動しながら、ルアーをアップに投げた。
釣りはじめて十分も経たない頃だった。ジャーキングの最中にロッドがしなった。かかった、と思った。はっきりとわかるかかり方だった。
まずは、寄せることだけを考える。ネットは背負わず、柵に立てかけていたので、いつでも左手に持てる状態だった。
ドラグが鳴り、ラインが出たが、鳴り続けるほどではなかった。鳴きやんでは巻くことを繰り返すと、足下近くまでラインが寄ってきた。魚は水面に浮いてこなかった。
さらにリールを巻くと、魚体が浮いてきた。シーバスではなく、黒鯛だった。たっぷり抵抗した後だったためか、おとなしくなりかけていた。
左手でランディングネットをつかみ、水面に伸ばした。しかし、5メートルのランディンポールは長すぎ、柄の根本がだぶついて余ってしまった。
余った柄の先にあるポールをつかみ、ネットの状態を確認した。次に、右手で黒鯛をネットの方に誘導する。前回よりはネットが大きくなったので、入れやすそうな気がした。
ネット近くに寄せられた黒鯛が反転して潜った。ラインを張らせたまましばらく抵抗を受け流し、抵抗が収まってから再びネット方面に寄せた。
ネットの縁近くに寄せてから、ロッドを持ち上げた。魚の口が浮いた。
そこでネットをくぐらせ、次にロッドを緩めれば、魚は引力で下に向かう。そこはネットの中という塩梅だ。そのような動作を思い描きながら取り込みをしたが、ライトをつけても水面はよく見えなかった。だが、ネットの中に入った感触は得られたので、ロッドを柵に立てかけ、ランディングポールを曲げないようにしながら、伸ばした柄を縮めていった。
キャッチ成功。
釣れた黒鯛は47センチだった。フックがかなりしっかりと口にかかっており、これならバレないだろうと思った。
散歩している中年夫婦が通りかかり、夫が魚を見て、「黒鯛だよ」と妻に言っていた。
フックを外し、ネットに魚を入れて川の中に入れた。黒鯛はしばらくネットの中で実をよじらせていたが、すぐに出口を定め、泳ぎ去っていった。
引き続き、ジャーキングをしながらのランガンを続けようとしたが、サイレントアサシンのフロントフックが取れてしまっていた。黒鯛の下顎にしっかりかかっていたやつだ。
替えのフックは持っていなかったので、他のルアーで釣りを続けた。しかし、持ってきていたミノーはサイレントアサシンだけで、ほかにジャーキングができそうなのはローリングベイトとライキリくらいしかなかった。その二つを投げながら葛西橋までランガンし、鉄橋まで戻ったが、一度もバイトはなかった。
9時半過ぎ実家帰宅。
ウイスキーコーク。作って飲み、釣れたことを祝った。