4時起き。
4時半に旧江戸川へ。今日は、うひょゾーンではなく、下流の送電線北側の、河岸に柵があるところで釣りをした。
柵のポイントでじっくり釣るのは初めてだった。秋の爆釣シーズンで、しかも朝マズメに下げという潮回りだったため、普段そんなに人がいない柵周辺にもアングラーはいた。おそらく、河口やうひょゾーンにはもっとアングラーがいたのではなかろうか。
サイレントアサシン、サスケ裂風ジャークなど、ミノーを投げてジャーキングをした。3時半が満潮時刻で、明け方に流れが下げ、いい感じに朝マズメの釣りができるんじゃないかと期待していた。
しかし、明るくなり、ルアーをバイブやVJ-16に替えて投げたが、アタリはなかった。ベイトが追われているような水面の気配もなかった。時々ボイルはあったので、魚はいたのだろうが、食わせることはできなかった。
8時帰宅。朝飯に、ご飯、ハムエッグ、きんぴらゴボウ。
10時過ぎ、東葛西に新しくできたワークマンプラスへ。冬の釣りで着るパンツと上着を買った。店は非常に混んでいた。
新田のベルクスでお惣菜を買い、12時半実家帰宅。
昼飯に、揚げ出し豆腐、エビカツ、コロッケ、食パン、ハムサラダ食べる。
母に、オレはとろみのついたタレがかかった揚げ出し豆腐が好きだという話をする。
大学時代、食事ができる食堂は四ヶ所あった。生協の大きな食堂、カフェテリアというやや小さい食堂、コパンというグリル系メニューを出す食堂、茶夢という喫茶店系食堂。
揚げ出し豆腐は、カフェテリアにあるメニューだった。ここは、カウンターに色々なおかず類が並び、好きなモノをトレーにとり、会計でトレーに乗せた分の金を払う食堂だった。揚げ出し豆腐とやさいコロッケと、他になにかおかずと、ご飯味噌汁で、500円いかなかったような記憶がある。
ここの揚げ出し豆腐がとても好きで、カフェテリアに行くと必ず食べていた。今でも、とろみのタレが絡まった揚げ出し豆腐を見かけると、心がときめいてしまう。
午後3時過ぎ、中土手へシーバス釣りに行く。
秋の釣りシーズン中、土日祝日に旧江戸川へ行くと、どの時間帯でも混んでいる。それは昨年さんざん経験し、今朝の釣りでも改めて確認した。そして、数十メートル間隔で釣り人が並んだ川でルアーを投げても、シーバスにプレッシャーを与えるだけのような気がした。
で、中土手で釣りをすることにした。自転車以外で来ることが難しいし、広いフィールドなので釣り場に困ることはないし、ジョギングランナーや散歩する人が行き交うこともないから、キャスティングに集中しやすい。
中土手に渡り、荒川側の草むらに自転車を止めた。
中川沿いの柵沿いを、葛西橋の北側から南に向かってランガンした。サイレントアサシン129FBを中心に投げ、キャスティングとジャーキングの練習をした。中川で釣りをすると、なぜか、釣りではなく、釣りの練習をしている気分になる。
葛西橋の近くにはアングラーが二人いた。邪魔しないように通り過ぎると、橋の南側で釣っていたアングラーにシーバスがかかった。しかし、セイゴサイズの小さいシーバスだった。
3時台が満潮で、日暮れにかけて下げてくる潮回りだったが、4時を過ぎても流れは下げなかった。ルアーをサイレントアサシン99Fに替え、舞浜大橋の下をくぐったところで、周囲が薄暗くなってきた。そこで、いったん中土手の終点である、中川と荒川の合流点まで移動し、そこから葛西橋に戻りながら釣りをすることにした。
中土手の突端はアングラーがいるようだったので、その手前まで移動してから、上流に向かってランガンした。移動している間に、下げの流れがかなり速くなっていた。
舞浜大橋まで戻った頃にはかなり暗くなっていた。そのあたりでサイレントアサシン99Fを思い切り橋にぶつけてしまい、リップを破損してしまった。
ルアーをサスケ裂風ジャークに替え、ランガンを続けた。
舞浜大橋の北側に出ると、すっかりあたりは暗くなっていたので、ヘッドライトをつけた。川の流れは相当速くなっていたが、その分、魚の気配も感じられるようになっていた。
舞浜大橋から100メートルくらい上流に移動したあたりでジャーキングしていると、突如、ロッドがしなった。きた!と思い、リールを巻き、合わせた。リールを巻くとたちまちドラグが鳴り出した。でかいシーバス、あるいは黒鯛がかかったと思った。最後の最後できたよ、やったぜ!
しかし、巻いても巻いてもドラグは鳴り続けた。相当でかいサイズなのか、あるいはシーバスや黒鯛ではなく、アカエイなのか、色々なことを考えた。
しかし、結論から書くと、釣れたのではなく、川面に浮かんだブイのごときものに、ルアーが引っかかっただけだった。明るい時、そのブイは水鳥のように見えた。なので、暗くなってからそのへんを通る時、ブイが浮いているとはまったく考えなかった。しかも、ジャーキングをしていたので、アクションと同時にロッドがしなることになり、それで、かかった!と反応してしまったのだ。
たぶん3分くらい、釣れたと信じてルアーを巻いていたが、あれ? と思って巻くのを止めると、ラインがだらーんとした。また巻くと、ラインが張ってドラグが鳴いた。
根掛かりじゃん!
結局、それでサスケをロストした。ラインはリーダーの先端で切れていた。これはもう、納竿のタイミングだと思った。焼きがまわったというやつだ。
自転車のところに戻ると、暗すぎてどこに自転車を止めたのかわからなくなっていた。ヘッドライトをつけてようやく自転車を見つけた。
実家に向かって自転車を漕ぎながら、昨年のちょうどおなじ日曜日にも、同じようなことがあったことを思い出した。場所は旧江戸川で、3時頃から日没までランガンし、最後は隣の人とルアーが引っかかったのを釣れたと勘違いして終了したのだった。
7時に実家を出る。
オオゼキで買い物をし、8時過ぎ帰宅。
キャスティングの練習という観点から、動画をYoutubeで検索した。重心、ロッドのしなり、ペンデュラムキャストのやり方、などなど、みなさん色々な方法で解決していなさる。
オレに足りないのは、キャスティングの素振りではないかと思った。
次に釣りをする時は、素振りをしてみよう。そして、ロッドの先端がすっぽ抜けて川に飛んでいき、ぷかぷか浮いて流されるのを、「返せ戻せ!」とか叫びながら、泣いて追いかけよう。川の流れと共に。
日本シリーズ見る。
9回裏、オリックスが3対0でリードしており、今日はオリックスが勝って勝敗をタイにする日か、と思った。
しかし、ヤクルトの内山が、同点3ランを打った。
その後ゲームは延長になり、結局12回まで行き、両チームとも追加点はなく、引き分けに終わった。