仕事の目的

先週末にリリースしたツールのエラー報告が止まらない。

報告はオレにではなく、新監督にされることが多い。彼の立場はPMであるからだ。

で、新監督は彼なりに情報を整理して、オレに報告をしてくれるのだが、これが、わからない。

彼が悪いのではなく、エラー発生の状況を報告者から直接知りたいのに、伝言ゲームになっているためだ。

そのことで、イライラする。ここ数日、朝一番にそうなることが多い。

しかし、今回オレが引き継いだのは、完全にオレの『趣味』といってよい。イヤならやらなきゃいいことだったし、実際、頼まれてやっていることではない。
なので、文句は言えない。すべてを飲み込まないといけない。

担当者を引き継いだのは、スキルアップや報酬に魅せられたわけではない。

なぜ、このツールに関わると、担当者は病んでいくのだろうと思ったからだ。たぶん、問題は技術的なところにはない。このプロジェクトに関わることで、担当者は自分の中にもとからある黒い資質を肥大化させ、やがてそれによって苦しみ、病んでいく。そのパターンが続いている。
なぜそうなるのか? それは、近年個人的に考えていたテーマでもある。

で、このプロジェクトを経ることで、オレは、オレの中から出てこようとする闇の部分一つ一つを見極め、ただただ検証していきたいと思った。
新監督にイライラしたりするのも、たぶん、その一つだ。

頭ではわかる。気をつけている朝のうちは、あしらうことができる。
しかし、夕方になるといつの間にか、頭の中を黒いものか覆っている。

そういうのを、なくしていこうとかは思わない。たぶん、煩悩と同じで、それもまたオレ自身なのだ。
だが棚卸しはしておきたい。

そう思いながら仕事をしているなど、おそらく現場のだれ一人気づいていないだろう。気づいたら気色悪いと思うかもしれない。

夕方実家帰宅。

夕食に煮込みハンバーグ食べる。

食後、中川へシーバス釣りに行く。潮は下げの後半だった。

ジャーキングをしながらランガンする。

葛西橋近くの、底に牡蠣瀬があるポイントでローリングベイトシャッドを投げたら、底をとった瞬間に根掛かりし、ロストしてしまった。

結局、いちバイトもなし。そろそろシーバスが釣れる時期は終わりなのかもしれない。