最高の瞬間があったならそれでいい

朝7時起き。

「波のアラベスク」を集中して練習する。毎日やった方がいいのだけど、毎日2時間はできていない。40分くらいでこらえ性がなくなる。

ともあれ、2時間やってから稽古場に行く。一応最後までいったが、まだボロボロ。全音階の箇所など教えてもらい、なるほど、と思う。最近、教えてもらう時、構成がこうなっているという解説をよく聞く。そういう視点で譜面を見るようにしないといかんのだなあ。

午後、走りに行く。

永福町から下高井戸、世田谷線沿いに南下し、世田谷区役所、松陰神社、若林、淡島通りを走り、渋谷に出た。ランニングをして渋谷まで行ったのは初めてだった。円山町から松濤に抜け、代々木公園の西から十二社通り、中野新橋、中野富士見町、環七を渡ってラスト1キロをハイペースで走り、帰宅。走行距離は19キロだった。

4時帰宅。

入浴後、サミットへ買い物に行く。豚肉、イカの切り身、海老のすり身団子を買う。

夕食に、しょっつるを使った鍋を作って食べる。小松菜、もやし、にら、豚肉、イカ、海老すり身団子、高野豆腐を入れる。

昼間走っている時に、「たまむすび」を聞いた。ラジコではなく、むかしの録音である。それも、ピエール瀧の木曜分。

今日は2013年頃の放送を聞いた。瀧さんは赤江さんを容赦なくいじるのだが、赤江さんがそれを心地よいと感じているのが伝わってきた。

この感じは、瀧さんの時だけだったなあと思う。2013年から、小林悠がやめるまでの3年間が、『たまむすび』史上、もっとも楽しく幸せな時期だったのではないか。

そういう時期というのは、いつか必ず過ぎ去るものだし、再現しようと思っても無理だ。だから、再現できないことを嘆く必要はない。むしろ、最高の瞬間がかつてあったことを喜ぶべきだ。なかった、より、ずっと幸せだ。

長いこと、某ファンクラブの会員だったが、今年で更新をやめることにした。嫌いになったからではない。ファンがずるずる引きずって、相手がそれにつき合う形になることを憂えて、だ。

何をやってくれてもいいが、オレみたいなファンのために続けるということだけは、絶対にしないで欲しい。