ドライスーツトレーニング

5時起き。

ジャージと長袖Tシャツ、ログブック、ダイブコンピューターなどの用意をし、その間にお粥を炊いた。

朝飯に、お粥と、きゃらぶきを食べた。

5時50分過ぎに家を出る。外は雨が降っていた。徒歩で永福町へ。

6時半過ぎに調布到着。肌寒かった。コンビニで水を買い、駅の入口で雨宿りをしつつ、送迎のワゴンを待った。

7時少し前、ロータリーにワゴンが止まった。カワシマさんが下りてきたので挨拶する。車に乗ると女性が一人乗っていた。その後、男性二人と女性一人が続けて乗ってきた。皆、顔見知りのようだった。

「今日はこの5名でいきます」とカワシマさんが言った。

車は福浦に向かった。5月のオープン二日目講習で行ったところだ。

車中、睡眠不足を仮眠で補った。

9時前、福浦に到着。雨なので、いったん施設に入ってブリーフィングをした。ドライスーツの講習ということで、今までウェットでしかやっていな参加者が中心だった。オレの場合、5月に注文して作ったスーツを初めて着用し、7月からウェットでしかやっていないため、ドライで忘れたことを思い出すため、今回参加した。

ドライスーツの着方をまず教わった。自分のスーツを着るのは今日が初めてだ。夏はウェットだったのでいつもレンタルだった。しかし、10月から6月まで、一年の4分の3はドライなので、こちらを買っておいて良かったと思う。

着終わってから外に行き、機材セッティングをした。そういえばオープン講習二日目の時も外は雨だった。ウエイトはウェットの時の2倍装着した。これも、オープン二日目と同様だった。

機材を背負い、バディチェックをしてから、一本目をやった。潜降は無難にできた。

今回は潜行してからBCへのエア吸気を積極的に調整することを試みた。それに加えてドライへの吸気をプラスした。5月の時と比べると、さすがに吸気や排気には慣れていたが、いったん浮上してもう一度潜行する時、シュノーケルからレギュレータに加え直すのを忘れてそのまま潜降を始めてしまい、慌てて浮上してやり直すミスをしてしまった。

潜行してから、逆さまになってドライに吸気して足に空気をため、体を起こして排気する訓練をした。これは普通にできた。

後は、いつものファンダイブと変わらなかった。福浦は浅いので、大体8メートル前後の水深のまま、カワシマさんについてあちこち泳ぎ回った。魚はあまり見なかったが、水底の小さな生き物をカワシマさんが見つけては示してくれたので、それを見たりした。

一本目の後、休憩し、二本目のブリーフィングをした。二本目は特に講習することはなく、ドライに慣れることが目的となった。「色々試してください」と言われた。

二本目は、生き物を探すように移動した。その間、BCとドライへの吸気を意識して、タンクの重さが軽くなるような頃合いを探した。前回よりも中性浮力を得るのは楽だったように思うが、まだ自在というわけにはいかない。

ウツボが上に向かって泳いでいくのを見た。新体操のリボンみたいな舞い方で、見た時はウツボだとは思えなかった。後で聞き、ああいう泳ぎ方をするのかと驚いた。

水中の温度は24度くらいあったので、外にいるよりよほど暖かかった。ただ、これが12月以降になってくると、冬用グローブとフードが必須になってくるという。

二本目は無重力感を味わえて楽しかった。

エキジットし、機材を洗い、ドライのままシャワーを浴びた。機材を片付け、ドライを脱ぐ時、来ていたシャツが汗に濡れているのに気がついた。運動しているんだからそうなるよなあと思った。

施設の無料お茶コーナーで、あごだし塩の粉末をお湯に溶かして飲んでみた。美味しい出汁だった。

車で、昼飯を食べに、『石田屋』へ。オープン初日に来た店だった。店の人に、今日は生しらすが入っていると聞かされたので、生しらす丼を頼んだ。新鮮で、海の香りがした。ご飯が残るように食べ、つけ合わせの塩辛とお新香で残りのご飯を食べた。そのつけ合わせだけで一杯いけるなあと思った。

帰り道は、連休最終日ということもあって、結構渋滞していたが、帰省ラッシュほどではなく、6時前にショップに到着した。ツアーの精算を済ませ、マツイさんに冬用グローブやフードのことを質問し、グローブを試着させてもらった。確かに、それを装着していれば、冬でもいけるかもしれないと思った。

店を出て駅に向かうが、駅の改札前でリュックから財布を出そうとすると、財布が入ってないことに気づいた。ショップに忘れてきたのだと思い、戻って財布を探すが、ショップにはなかった。

となると、歩いている時に落としたことになる。考えられなかったが、もう一度ショップから駅への道を、落とし物に注意しながら歩いた。しかし、財布は落ちていなかった。

まさか、駅でリュックを肩から外す時に落っこちて、それに気づかなかったのではないだろうか? そう思い駅員さんに「財布の落とし物はありませんでしたか」と聞いてみたが、ないとのことだった。

再び、元来た道を歩いて探すしかないと思い、駅を出た。その時、ふと思い立って、リュックの中に入れているダイビングログのバインダーの中身を調べてみた。ファスナーを開ける。すると何ということだろう。財布があった。

あったのだから、まずはめでたい。しかし、解せなかった。財布をリュックに入れる時はいつもサイドポケットと決めている。そこに入れてファスナーを閉めれば、まずは落とすことはない。

それなのに財布は、リュックの中にしまったファスナーつきログブックケースの中にあったのだ。それって、財布をログブックの中にしまって、そのログブックをリュックの中にしまったということになる。

最後に財布を出したのは、ショップでツアー代と昼飯精算をする時だ。その時にログブックなんて出したか?

あっ! 出した!

機材購入時にもらっていたツアーのクーポン券。それらはまとめてログブックケースに入れていたのだ。精算時に、まずは財布で昼飯の精算をして、その後クーポンを出すためにログブックケースを開いた。クーポンを渡してスタンプを押してもらってから、クーポンをしまう時に、財布も同時にログブックケースの中にしまったのだ。

年だな、年。
こうやって、色々なことを忘れていくのだ。

永福町からLUUPで帰ろうと思っていたのだが、近いポートにはキックボードの空きがなかった。で、キッチンコートでバドワイザーのロング缶と赤玉ワインを買い、1キロほど歩いたところにあるポートでキックボードを借り、家の近くまでそれに乗った。140円だった。

シャワーを浴び、ポテトフライと辛口チキンを食べ、バドワイザーを飲み、赤玉を炭酸で割ったものを飲んだ。何かを成した日に飲む酒は美味しかった。

1時就寝。