町が迷路になった

朝、というより真夜中、暗いうちに起きた。キッチンに置いてあるデジタル時計を見ると2時50分過ぎだった。

もちろん二度寝したが、次に起きたのは4時50分だった。早いが、起きて朝飯にフルーツグラノーラとミルクを食べた。

また二度寝すると、今度はずるずると9時近くまで寝入ってしまった。起きた時、もっと寝ていたいと思った。冬の朝みたいな反応。

午前中、どさん子ツールのクライアントから昨日の返事をもらった。こちらの説明をおおむね理解してもらえたようだ。すぐに改修に取りかかり、細かい確認点が生じたのでまたクライアントにメールした。

昼、豚汁をどんぶり飯にぶっかけたものを食べる。『竜馬がゆく』を読んでいたら、岩崎弥太郎が豚肉を好んだというエピソードが出てきて、豚汁を飯にぶっかけて食べていた、という描写があり、とても旨そうだと思ったので、真似した。肉を味噌仕立てで煮込んだ料理は、ご飯にかけて食べると大抵旨いのではないか。モツ煮がそうだし。

それに加えて、スーパーカップの醤油ラーメンも食べた。なぜか、ものすごく食べたかった。

『ブギウギ』の録画分を見る。たまった録画をちょくちょく見るようにしているので、放送よりも遅れている。趣里さんと蒼井優を毎朝見られるのは至福だ。趣里さんは、芝居をしている時が一番可愛い。目が離せない。

走りに行く。コースを決めず、曲がれる角があったら必ず曲がるルールで近所を走ったら、町がRPGの迷路みたいになった。駅に行きたいと思って進んでも、右に曲がれる道があったら必ず右にいかなければいけない。その先に左に曲がる道や交差点があればいいが、もしまた右に曲がる道があったら曲がらないといけないので、進行方向は駅とは反対側になってしまう。

そのように走っていると、家の半径1キロ以内を走ったのに、走行距離が6キロになった。そして、家に戻ろうと思っても、思わぬところに曲がり角があったりして、なかなか帰れなかった。

午後、どさん子関連の確認メールをもう一回送り、完全に仕様が定まったところで改修をした。といっても、量は大したことがなかった。それより問題は、CSVインポートの仕様だっだ。インポート定義を使った取り込み方法が使われているので、仕様が変わると古いCSVが読み込めなくなる。

ならば、と、自分が過去に書いたCSV読み込みのコードを追加し、振り分け処理を試みた。しかし、結局諦めた。取り込み先のテーブル左端フィールドが、オートナンバー型になっており。データは2列目から取り込むようになっているらしい。自分仕様のコードは、CSVの列範囲指定はできるが、テーブルには左詰で取り込むように作っていたので、左端がオートナンバー型だとエラーになってしまう。ずらして取り込むようにはできるけど、一時的にそういう修正をしても仕方がない。引数を増やし、取り込み元テーブルの左端列指定ができるようにすれば良かったが、残り時間が迫っていたのでやらなかった。

修正したツールを格納し、連絡して、本日の作業は終了した。

自転車で中野へ。図書館で予約した本を借りてからヘアサロンへ。

コイワンボーイと、宇宙の話をする。火星に行くのは、昔のヨーロッパ人が新大陸を目指すのと同じようなものかもしれないが、その大航海時代は、すくなくとも目指すところに金銀財宝や高価な香辛料という対価があった。しかし火星は何もない。紫外線と宇宙線は降り注いでいるし。空気は薄いし。寒いし。

などなど。

その後、若返り魔術をアシスタント女子にやってもらった。彼女とは、鍋物について雑談をした。

サミットで買い物をして、8時半帰宅。

夕食に、『熱々豚汁ぶっかけご飯』食べる。

編み作業を3段やりながら、Youtube で久しぶりに『貴ちゃんねるず』を見た。最近見ていなかったが、ずっと継続して動画はアップロードされていたようだ。

東北の旨いものを食べに行く動画が面白かった。雰囲気はゆるく、旅番組のようだった。うな重、親子丼、ラーメン、そば、どれも本当に旨そうだった。店の場所をブックマークした。

『調』を意識しながら、「潮騒」の自主練をした。手元を見ながら、どういう動きになるのかを確認すると、そこに法則があるということが分かってくるが、つかめそうになる寸前で遠ざかっていく。稽古量が足りない。そういう練習も重ねていかないと先に行けない。

寝る前に『竜馬がゆく』8巻を読む。残り50ページを切ったところで2時半を過ぎていたので、切り上げて就寝。