山形きたのに毛糸探し

目覚ましを3時にセットしていた。

起きて、さて支度するかと思っていたら、二度寝してしまい、次に起きたのは5時だった。

今朝は、5時55分に新宿を出て、青春18きっぷで郡山まで行き、そこから新幹線で天童まで行く予定だった。もう間に合わない。

とにかく家を出ることにした。荷物をまとめ、LUUPで中野へ。

中央線の東京行きに乗り、えきねっとで新幹線のチケットを検索した。東京から宇都宮まで新幹線を使えば、乗るはずだった普通列車に間に合うようだった。

その場で新幹線のチケットを買い、東京駅から新幹線の自由席で宇都宮まで移動した。宇都宮で普通に乗り換え、郡山で予定通り新幹線に乗り換えた。新幹線→普通→新幹線と乗ると、青春18きっぷ5回分の値段より、新幹線の値段の方が高くついた。

郡山から新幹線を使ったのは、福島から山形に向かうのに青春18きっぷを使ったら、接続が悪すぎるため、天童に着くのが夕方になってしまうからだった。

福島から先、新幹線は在来線を走る。その路線は昔の奥羽本線で、父の故郷能代へ行くときに通るルートだったが、過去二回しか通ったことがない。

窓外の景色は、ところどころに雪が積もっていた。しかし、山形市内が近づくと、雪は消えた。

12時半過ぎ、天童に着いた。

天童温泉街に向かって歩く。

『勘治郎』へ。昼飯にうな重の竹を食べた。焦がしが香ばしかった。

2時過ぎに店を出た。夜まで予定はなかったが、今の季節はあと3時間弱で外は暗くなってしまう。

昨日、髪を切った時、コイワンボーイと編み物の話をした。その時、青春18きっぷをつかってダイソーのある街をめぐり、ヌーディーベージュを探そうかとぼやいたのだが、今日はそれができる。

で、天童のダイソーに向かった。温泉街から1キロちょっとのところにあった。

糸はなかった。

次に、山形駅周辺のダイソーに行ってみることにした。電車で移動し、ダイソーに行き、また天童に戻ってくればいい。

天童駅に向かう途中、手芸ショップがあったので覗いてみたが、ヌーディーベージュと同じ色の毛糸はなかった。

3時過ぎに山形駅へ。西口に出る。大きな建物がいくつかあったが、それ以外は何もなく、古代遺跡のように閑散としていた。

歩いて10分ほどでダイソーへ。しかし、糸はなかった。

この段階で、ヌーディーベージュはもうどこのダイソーにもないだろうという諦めの気持ちが湧いてきた。

山形駅に戻り、東口のセリアへ行ってみた。もちろん、ヌーディーベージュと同じ色の毛糸はなかった。同じフロアに入っていた手芸ショップにもなかった。

そのビルの地下にドムドムバーガーがあった。一瞬、食べようかと思ったが、5時近くになっていたので、有色のことを考え、やめた。

天童に戻る。

『水車生そば』へ。夕食に鳥中華食べる。和風のそばつゆで食べる中華麺だった。非常に旨かった。

7時過ぎ、ホテルへ。大浴場付きだと思いこんでいたが違った。天童温泉街は1キロ半ほど離れたところにあった。歩いて温泉に入り、歩いて戻ってくるのは面倒ダッダ。

まあいいやと思い、部屋のシャワーを浴びるだけにした。

ビールとみかんサワーと日本酒を飲み、11時就寝。