バチ抜け状況見に行く

午前中、オフィスのPCに接続するため、「誰かボクのパソコンの電源を入れてください」というメッセージをチームの連絡板に書き込んだ。音沙汰がなかったのでバーチャル環境で作業をしていると、10時頃、U次郎さんから電話があり、「今入れました」と言われた。

とはいえ、オフィスのPCを使うのは午後からの予定にしていた。午前中は別の作業をした。コード読み出しプログラムの作成だ。過去作ったコードを打ち込むだけなので単純作業だったが、打ち込むうちに知識を思い出したりするので、意外と自分のためになる作業だと思った。

休憩時間中に実家へ移動し、午後、オフィスPCに接続して作業をする。

ちょうど、音羽屋さんから連絡があり、直したツールがまたエラーを出したという報告をもらった。調べると、一番初めにテーブル置換表を使って機械的に変換したSQLのうち、そのあと手で修正しなおした部分とは別のSQLがエラーを吐いていた。なぜそこを手で修正しなかったかというと、最初にエラーが出たと言われた機能とは関係ないところだったからだ。

修正し、アップロードするが、「まだエラーが出ます」と返事がきたので、再び調べると、置換した箇所がもう一ヶ所あったので、そこも元に戻した。「今度はうまくいきました」と返事がきた。

夜、しょうが焼き、ブロッコリーの蒸し焼き、ワタリガニの味噌汁などを作って夕食に食べる。

食後、すぐ釣りに行く。今日は満月の大潮だったので、そろそろバチ抜け状況を見に行こうと思ったのだった。

旧江戸川のうひょゾーンへ。昨年まで工事をしていたエリアが開放され、釣り場が少しだけ広くなっていた。風が強かったので誰もいないと思っていたが、しっかり、先行アングラーが3人ほどいた。

うひょぞーんのど真ん中に陣取る。風速3メートルの北風と下げが一致していた。満潮から2時間近く経っていた。

フィール150、アルデンテ、マニックスロー115を投げたが、反応はなかった。バチも抜けているようすはなかった。抜けていたとしても表面には浮かんでこなかったろう。マニックスローを投げているうちに、指先がかじかんできたので、納竿することにした。時刻は8時前だった。釣行時間はおよそ1時間だった。

アコレで、日本酒のワンカップと甘酒を買って帰宅。風呂に入り、日本酒と甘酒を混ぜて温めたものを飲んだ。

打首獄門同好会「10獄放送局」の新しい動画がアップされていた。北海道ツアーの記録その2。町から町へと移動する演奏旅行のドキュメンタリー。それだけで楽しい。対バンのボーカルとして青木亞一人くんが同行し、楽しみまくっていた。

自室に戻ると寒かった。夏は暑く冬は寒い。

ふと思い出した。実家が今のマンションに引っ越してきた時、オレの部屋にはなぜかテレビがあった。欲しいと言ったわけじゃなかったのだが、前の家にあったもののうち、妹が持っていたテレビ台の置き場に困ったため、そういうことになったのではないか。引っ越すに当たって彼女は確か、別のテレビと本棚を買って、自分の部屋に備え漬けていたと思う。

当時すでに一人暮らしをしていたが、バイト先が自分のアパートと実家の中間地点にあったため、引っ越してからおよそ1年ほどは週に2、3回くらいの頻度で実家に帰っていた。ところが土日に帰ると、オレの部屋は高確率で父が占拠しており、自分の布団を持ち込んで一日中テレビを見ていた。わざわざ布団まで持ち込んでいたということは、テレビの他にビデオデッキもあったと思うのだが、よく覚えていない。オレが自室にいる時に、オレを追い出してということまではさすがにしなかったが、どこかに出かけて帰宅する時、玄関のドアの前で自室のカーテンが引かれていると、あっ、オヤジが入り込んでいる、と思ったものだった。猫かあんたは。