鬱々とした気分を潜って癒す

4時半起き。朝飯にトースト食べる。

6時少し前に家を出る。自転車で永福町へ。手袋をしなかったので手がとても冷たかった。

6時45分に調布へ。送迎車らしき車は1台来ていた。もう1台来たのでそれに乗る。

7時に出発。8時45分頃に熱海到着。秘宝館の崖下だった。

1回目に潜るスポットは沈船。ブリーフィングにて、水深は30メートルちょっとであると聞く。バディは女性のタケちゃんだった。

セッティングをし、ボートでスポットに向かう。熱海サンビーチの沖にある消波ブロックを超えたあたりが沈船の場所だった。

ジャイアントストライドで入り、ロープ潜降をした。やや渋滞し、前が詰まったためにバディを見失いそうになり、若干慌てた。

船周りにネンブツダイの群れがいた。しかし、船や周囲の形状を見たり、中に入ったり、その都度ガイドやバディの位置を確認するのに夢中で、あまり魚に注意を向けることはできなかった。

30メートル水深になると、NDLの表示は一桁になった。

ロープ浮上し安全停止する。長い時間はいられない感覚を味わった。

エキジットし、ログを書く。年上ダイバーのヒデさんがいたので挨拶すると、魚がすごかったと興奮していた。

2本目はソウダイ根に潜った。今度は20メートルくらいの岩礁周りだった。沈船と比べると魚は少なかったが、岩の隙間に潜んでいるウツボを見つけた。ライトを当てると首を出したり引っ込めたりしていた。

ドロップになっているところと平行に進みながら、地形を俯瞰して眺めていると、浮遊感が心地よいと感じられた。

1回目より早くエキジットしたが、安全停止の時に全員揃うのに時間がかかり、そこで結構エア消費してしまった。

機材を洗い、シャワーを浴びてから、昼食を食べに『いしだ商店』へ。釜揚げしらす丼を食べた。

4時過ぎ、ショップに向けて出発。調布インターで高速を下りた時、6時少し前だったが、外は明るかった。ダイビング帰りに外が明るいのは久しぶりだった。

精算をし、6時20分頃にショップを出る。外は風が強く吹いており、けっこう寒かった。『江川亭』に寄っていこうかと思ったが、やめて、まっすぐ永福へ。下りると、『大勝軒』にまったく行列ができていなかったので、入ろうか迷ったが、やめて、キッチンコートで買い物をした。

鶏肉竜田揚げ、ポテトフライ、缶サワーなどを買って、自転車帰宅。

昨日から続いていた鬱々とした気分が払拭されていた。ダイビング前は緊張するのが常だったが、今日はテンションが低かったため、逆に落ち着いており、潜ることで癒され、元気になれた。

水深が深かったせいか、疲労感がけっこうあった。12時過ぎ就寝。